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佐野範宜プロのご紹介
創業80年の老舗塗装会社が取り組むシックハウス対策。(1/3)
1990年代後半に社会問題化したシックハウス症候群とは
1990年代後半に社会問題化したシックハウス症候群をご存知の方は多いはず。一般的には、住宅やビルに使う塗料や接着剤などに含まれる化学物質が原因で起きる体調不良をシックハウス(ビル)症候群といいます。具体的には目や鼻、喉などの粘膜が化学物質に刺激され、咳や涙、鼻水が出たり、粘膜への刺激で知覚神経が過敏になるため、体がかゆくなったり、じんましんが出たりする人もいます。さらには頭痛や吐き気、不眠、ひどくなるとうつ症状を引き起こすこともあるといわれています。
「シックハウス対策として、2000年初頭に国のほうでもホルムアルデヒドをはじめ13種類の揮発性の有機化合物についてガイドライン値を決めました。しかし、塗装にたずさわっている現場の目からは、シックハウス症候群が過去のものになったかというと、そうではないと感じているんです」
そう話すのは、静岡市駿河区に本社のある佐野塗装株式会社の佐野範宜代表取締役。昭和5年創業という老舗の塗装会社の3代目です。その事業内容は、ビルや住宅など建築物や鉄橋・鉄塔、発電所、石油・ガス・化学プラントの塗装から各種防水工事まで幅広く手がけています。同社は80年余りの長い経験と技術の蓄積をベースに、塗装工事だけでなく、塗料の研究開発にも取り組んできました。それがシックハウス対策の一環である防カビ剤や環境対策商品の開発です。
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