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現場に寄り添うAIチャットボットで、業務効率化や集客課題の解決を図る

AIチャットボットで企業の課題解決を支援するプロ

大石湧斗

大石湧斗 おおいしゆうと
大石湧斗 おおいしゆうと

#chapter1

現場の声を反映したAIチャットボットをオーダーメイドで開発

 「AIを活用したいが、どうすればいいかわからない」という中小企業は多いでしょう。「業務効率化や人手不足、経費削減など、さまざまなお悩みにAIは役立ちます。現場に適した使い方を提案できます」

 そう話すのは、沼津市を拠点に、中小企業のAI活用コンサルティングを手掛ける「Milestone(マイルストーン)」代表取締役社長の大石湧斗さんです。

 力を入れるのが、企業ごとにオーダーメイドで開発するAIチャットボットの導入です。FAQをはじめとした顧客対応や集客、社内のマニュアル共有などの効率化につなげます。課題に応じたシステムにするため、ヒアリングを重視。コンサルタントとエンジニアが現場に足を運び、丁寧に課題を把握します。

 「一社一社に丁寧に向き合うことを大事にしています。『こんなことがやりたい』『ここに困っている』といった現場の声に、技術で応えます」

 18歳で起業し、現在20代の大石さんは、SNSやAIを使いこなすのが当たり前の時代に育ったデジタルネイティブ世代。変化の速いAI分野だからこそ、新しい技術を柔軟に取り入れながら、迅速な提案や開発に生かしています。そうした強みは、1~2週間でプロトタイプを仕上げる開発体制にも表れています。

 「開発工程でも生成AIを活用し、スピーディーに試作をお見せできます。導入の判断材料として、実際に何ができるのかをイメージできるようにしています」

 つくって終わりではなく、長期的な運用支援を前提とするのも特徴。導入後の調整やアップデートだけでなく、ログ分析をマーケティングに活用するなど、事業成長につながる提案も行います。

#chapter2

呉服店の「AI女将」により、24時間対応やマーケティング強化を実現

 導入実績の一つが、ある呉服店の「AI女将」です。「AIを活用してみたい」という相談を受け、ヒアリングを進めた結果、電話応対に人手を割けないという課題が判明。問い合わせ対応を担うAIチャットボットを提案しました。呉服店に対する敷居を下げる工夫として、“女将”のように親しみやすさを意識した応対設計も取り入れました。

 「導入後、半数以上が営業時間外の問い合わせで、予約獲得につながりました。また、小物についての相談が多かったことから、品ぞろえを充実。社長さまから、利用者のニーズを収集できる点を特に評価していただきました」

 次の取り組みとして、オンライン試着機能の導入も進めています。すでに他県の同業者からも問い合わせがあったそうです。

 「単に業務を効率化させるだけでなく、売り上げ向上、チャットボットで得られたデータを活用したマーケティングなど、3つの価値を感じていただきたいので、導入後もさまざまなアイデアを出します」

 また同社ではAIを活用したシステム開発も手掛けています。障がい者雇用を行うあるNPO法人では、利用者の手書き日報の管理に困っていました。音声入力で文章を作成できる機能をつけ、ボタン操作のみで日報作成を可能に。出力して保護者への連絡にも活用できるようにしました。

 大石さんがミッションに掲げるのは、「やりたいをできるに、できるをできたに」。現場の「やりたい」を技術の力で「できる」に変え、さらに伴走を通じて「できた」という成果として定着させていく姿勢を表しています。

大石湧斗 おおいしゆうと

#chapter3

大学在学中に起業。地元・静岡からAI活用の最前線を発信

 大石さんは、大学在学中の18歳で、個人事業主としてSNS運用代行業を始めました。「当初、毎日寝る間も惜しんで取り組み、2か月目でやっと得た収益が1,000円でした。お金の重みを感じましたね。今でも忘れません」と振り返ります。

 個人事業と並行して、アルバイトをきっかけに縁がつながったブライダルのDX企業でインターンシップを経験したり、大阪のベンチャー企業でAIチャットボット開発に携わったり、経験の幅を広げました。
結婚を機に、出身地の沼津市にUターンし、2024年に会社を設立。中学時代は生徒会長を務め、高校はサッカーの強豪校で選手としても活躍し、地元への愛着は強いと話します。

 「生まれ育った静岡が好きなので、地元の企業のAI活用をお手伝いし、貢献できることにやりがいを感じます。今はAIやSNSの発展で、地方でも先端技術を取り入れやすくなっているので、静岡から全国に通用する先進的な取り組みを発信していきたいと考えています」

 現在、大石さんは商工会議所や企業などでAIをテーマにしたセミナーにも登壇。ChatGPTをはじめとした生成AIの使い方から、業務システムとのAI連携まで、幅広いテーマに対応しています。

 「AIがよくわからなくても、専門家に直接相談することで、具体的な活用イメージが見えてきます。まずは気軽にご相談いただき、現場に即した仕組みを一緒につくりましょう」

(取材年月:2026年5月)

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専門家プロフィール

大石湧斗

AIチャットボットで企業の課題解決を支援するプロ

大石湧斗プロ

生成AIを活用したシステム開発・コンサルティング

株式会社Milestone

企業にあわせてオーダーメイドで開発するAIチャットボットにより、業務効率化や人手不足といった現場課題の解決を図ります。導入後の運用支援やデータ活用まで伴走し、集客や売り上げ向上にも貢献。

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