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心が躍る楽しいアソビや、モチベーションを高める学びのコンテンツを提供

心躍るアソビや学びのコンテンツを設計するプロ

平野公祐

平野公祐 ひらのこうすけ
平野公祐 ひらのこうすけ

#chapter1

子どもが夢中になる体感型ゲーム「ヒカリアソビ」「カラダアソビ」を展開

 「お客さまのニーズに合わせて、心が躍る楽しいアソビや、モチベーションを高める学びのコンテンツを提供いたします」と語るのは、「ハママツゲームズ」代表でゲームプランナーの平野公祐さん。大手ゲーム会社で家庭用ゲーム機のソフト開発に携わり、シリーズ化業務を個人で請け負うほか、体感型ゲームや教育用アプリを開発しています。

 「鮮明な映像を投影できる高輝度プロジェクターと、人の動きを感知する赤外線センサーを使った『ヒカリアソビ』をご用意しています。画面に映し出されたキャラクターにボールを当てる、子ども向けのオリジナルゲームです」

 幼稚園や保育園では、外遊びを通じて体力や運動能力を養いますが、天候や気温によって屋外に出られないケースがあります。ヒカリアソビは室内でモニターに映すだけと準備も簡単で、雨天や猛暑の日に、限られたスペースでも気軽に体を動かすことができます。

 「背景や的になるターゲットは自由に設定できます。園庭の写真を取り込んだり、園児の皆さんが描いた絵を登場させたり、お子さんたちは夢中になって遊んでくれます」

 平野さんは、体の動きと連動して画面上のアイテムが動く「カラダアソビ」も展開。地元の消防署からオーダーされた際は、プレーヤーが手をあげるとホースから放水したり、体を傾けると水の向きが変わったり、消火活動を体験できるゲームを制作しました。

 「いずれもカスタマイズが可能で、お客さまのご要望や目的に応じてご提案します。活用の幅は広く、イベント会場やショッピングモールの集客でもお役に立てます」

#chapter2

意欲を引き出す「ゲーミフィケーション」の手法で、学生の学びをサポート

 平野さんは、看護系教育機関の要請で学習アプリも開発。ゲームの要素で、やる気などの熱量を引き出す手法「ゲーミフィケーション」を取り入れました。

 「事前ヒアリングを通じて、看護の事例学習では扱う情報量が多く、学習内容を整理しながら理解する工夫が重要だと感じました。そこで、ゲーム設計のノウハウを生かし、1人の患者さんの困りごとをストーリー仕立てで追いながら、触れているうちに自然とケアの手順などを学べる流れを構築しました」

 ゲーム業界では、理解が難しいなどプレーヤーの負担を軽減するため、作り手が創意工夫を凝らすのが通例。直感的に操作できる画面を構成し、使い勝手のよいアプリに仕上げました。

 「今後は、学生が仲間と協力したり、競い合って切磋琢磨したり、学習意欲の向上につなげる仕様も検討しています。『楽しい』と『学び』を分断しない仕組みは、教育現場に新たな可能性をもたらすアプローチとして注目されています。少子高齢化の時代において、医療・介護業界をはじめ、人材を育成する一助になればうれしいですね」

 平野さんの強みは、プロジェクトを完遂できること。企画立案から制作、現地での実装、運用支援まで一貫して対応。機材の搬入や使い方の説明も行い、初めての施設でも導入しやすいよう手厚くサポートしています。

 「メールで全国からご依頼を承っています。個人だからこそフットワーク軽く行動し、多様なお悩みにスピーディーに応えられる、ゲーム業界の町工場のような存在でありたいと思っています」

平野公祐 ひらのこうすけ

#chapter3

小中学校や専門学校で職業講話を行い、喜びややりがい、リアルな実情を共有

 平野さんは大学で電気電子工学を学び、ゲーム会社に就職。通算で15年間、開発の現場に従事し、中でも、福岡県にある大手企業で得た経験には大きな影響を受けたと言います。

 「世の中のみんなが知っているコンテンツが、地方から生み出されていることに感動とうらやましさを覚えました。『いずれは自分も地元で挑戦してみたい。多くの人に愛される作品を生み出したい』という思いが、独立という道につながりました」

 小中学校や専門学校で、働く意義などを説く職業講話にも取り組み、内容は対象者の年齢に合わせて柔軟にプランニング。「世界的なゲームメーカー任天堂は、花札製造が原点」といった豆知識や、「遊び」の歴史を織り交ぜ、好奇心を引き出すことを心掛けています。

 「手掛けた作品がヒットした時の喜びや、やりがいをお話しするとともに、ゲーム業界は人気が高く、入社は狭き門であることや、常に勉強が必要であることも伝えています。どんな職種でも、その道のプロとして働くからには、知識や技術をアップデートし続けることが大切です」

 「面白そう」だけでは務まらないリアルな実情も紹介し、強い意志で進路と向き合ってほしいと語る平野さん。ゲームを設計する上で大事にしているのは、クライアントへのリスペクトとプレーヤーの視点です。

 「娯楽として親しむのはもとより、記憶に残る体験となるように。『楽しかった』という気持ちが、時を経ても思い出として鮮やかによみがえる、質の高いコンテンツを創出していきたいですね」

(取材年月:2026年4月)

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専門家プロフィール

平野公祐

心躍るアソビや学びのコンテンツを設計するプロ

平野公祐プロ

ゲームプランナー

ハママツゲームズ

ゲーム開発の経験を生かし、要望に応じた体感型コンテンツや学習アプリを企画・開発。楽しさと学びの両立を図り、利用者の意欲を引き出す設計を提案します。

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