「話は盛り上がったのに、なぜか2回目がない」静岡の婚活男性に伝えたい、聞き方の話

鈴木大樹

鈴木大樹

テーマ:「仲人が教える、婚活のリアル」



婚活中の男性から、こんな悩みをよく聞きます。
「会話は弾んだと思うんですが、なぜかお断りされてしまって…」
沈黙もなく、笑いもあった。それなのに、次につながらない。
その原因、実は話し方ではなく「聞き方」にあることが多いんです。

話題が途切れないように、仕事や趣味の話で場をつなごうとする。その気持ちはよくわかります。でも相手の女性からすると、「私のことに興味がないのかな」と感じてしまうことがある。
人は、自分に関心を向けてくれる人に好意を持ちます。どれだけ話が上手でも、聞いてもらえなければ心は開きません。

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相手の心に届く聞き方とは

ポイントは、「事実を掘り下げる」のではなく「気持ちに寄り添う」ことです。
「どこへ行ったんですか?」だけよりも「楽しかったですか?」のほうが、相手はずっと話しやすくなります。相手が何を経験したかより、そのときどう感じたかを聞く。たったそれだけで、会話の温度がぐっと上がります。
返し方にも少しコツがあります。「へえ、そうなんですね」で終わらせるのではなく、相手の言葉をそのまま繰り返してみる。「○○が好きなんですね」と言うだけで、「ちゃんと聞いてもらえた」という感覚が生まれます。シンプルだけど効果的な方法です。

意識したほうがいい会話のバランス

目安は「自分3:相手7」。自分の話が続いているなと思ったら、意識的に相手へ返す。
ただ、質問を続けすぎるのも考えもの。「なぜ?」「それで?」と矢継ぎ早に聞くと、尋問のような雰囲気になってしまいます。質問のあとは、少し間を置く。相手が答えたら、まず受け止める。そのリズムが大事です。
沈黙を埋めようと話し続けるより、相手が言葉を選ぶ間をそっと待てる人のほうが、「一緒にいて落ち着く」と思ってもらいやすい。婚活の場では特に、それが大きな差になります。

相槌にも気配りを

「うんうん」と繰り返すだけでは、聞いているようで聞いていない印象を与えることがあります。「それは知らなかった」「おもしろいですね」「すごいな、それ」など、言葉に少し感情をのせるだけで、相手は「この人、ちゃんと聞いてくれてる」と感じます。
表情も同じです。スマートフォンの画面を見ながら話を聞いたり、視線が泳いでいたりすると、言葉と態度がちぐはぐになる。目を見て、うなずく。それだけでも十分伝わります。

静岡で婚活をしていた30代の男性会員のお話

「自分の話なら何時間でもできる」というほど話し好きでしたが、交際がなかなか続かずにいました。一緒に会話を振り返ってみると、9割以上が自分語りだったことにご本人も気づいて。
それから聞く姿勢を少しずつ意識するようになり、3ヶ月後には真剣交際、そして成婚退会へ。
「聞き方を変えただけなんですけどね」と、最後に笑っていた顔が今でも忘れられません。

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