第一種中高層住宅専用地域について
賃貸または売買で新居に引っ越したとき、ぜったいに避けたいのはご近所トラブルです。
しかし、いつ何時どんなきっかけでトラブルが発生するか、パターンをわかっていないと
知らぬ間に相手に怒りを買う恐れがあります。
「騒音」
原因として多い「騒音」テレビやステレオ、楽器、場合によっては子供の遊んでいる音、駐車場の出入り、空ぶかしなど、個々に音量や生活スタイルが違うため
価値観によって本人の自覚がなくても相手には大変不快にとられる場合があります。
深夜の入浴、洗濯機などの使用も注意しなければなりません。
また、自分では普通だと思っていた、話し声などが、住宅の構造などにもよりますが、近所迷惑となる場合があります。
「ペット問題」
ペットの扱い方にも注意が必要です。
飼い主には慣れているペットの鳴き声、臭いなども関係のない人からすれば、不快に感じられがちです。
特に庭があって放し飼いにしたりしていると、近隣住宅に迷惑をかける恐れがありますので注意が必要です。
「タバコ」
最近マンションでのバルコニーで喫煙問題もよくニュースで取り上げられますが、
特に愛煙家の方は本人が気づかないケースとして問題になりやすいと思います。
窓際やベランダで吸っていると、煙が隣家に風向きにより流れていくことがあります。
勿論、ポイ捨てや歩きタバコは絶対やめましょう。
地域によって地域住民や自治会のルールやマナーが独自にある所もあります。
挨拶・ゴミ出し・自治会活動など、何事にも協調性を持ち、コミュニケーションを取る事がポイントです。
もし、嫌がらせをされたり、悪い噂を流されたり、孤立状態になる事は避けたいため、
管理会社または、警察や弁護士に相談することが相手をエスカレートさせない為の手段も重要です。
弁護士だと敷居が高いと感じる方もいるかもしれませんが、相談30分位であれば数千円で済む場合が多いです。
警察では、事件性を証明しないとなかなか動いてくれません。しかし警察ホットラインのような相談専用電話がありますので活用してみるのも良いと思います。
住む環境、ゴミ捨て場、公園などからどんな住民が暮らしているのか、環境から推測できる場合もありますので、
立地物件選びは慎重に行いましょう。