自宅で受けるリハビリテーションサービスがどんどん増えていきます
富士市富士宮市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。
今日はふじやま薬局に新しい同僚が入りました。
同僚と言いましても人間ではなくて、コンピューターです。
お薬を一度に複数飲む場合、一緒にまとめてお渡しすることがあります。それを「一包化」と言います。お薬を医師の処方通りに飲んでいただくためにとても有効な方法です。
ただし、お薬をシート状の状態から取り出して一包化する場合、人間や機械の手が入るため、間違いの可能性はどうしても取り除けません。
こちらの富士フィルムさんの機械は、そういう一包化されたお薬を全て映像または写真として保存しておくのと並行して、入っているお薬を全て写真に撮って、分類し、何か変わったお薬が入っていないか、人間の目で確認することを助けてくれるものとなっています。
薬局内には、何月何日に○○さんに準備したお薬のうち、○月○日分のお薬の写真がそのまま残っているため、何か問題が生じた場合にすぐに情報を取り出すことができることになります。
お薬の袋そのものにもQRコードが付いているため、中に何のお薬が入っているのか、患者様の方でも調べることができます。
何か問題が生じた場合に責任を担うのはあくまでも人間(薬剤師)ですが、その働きの手助けをしてくれるというわけです。
これも投資ですから当然、費用はそれなりにかかってしまいますが、より適切な配薬のために私たちができることを、今後も選び取って行きたいと思います。