アドレナリンよりもセロトニンで状況を打開する
富士市富士宮市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。
在庫管理って大変ですね。これはどこの小売業でもそうだと思いますが、下手な発注などしようものなら、後から大変な間に合います。
1)医薬品は単価の高いものが多く在庫管理は重要
医薬品は単価の高いものが多いので、一箱取り寄せて、あとで痛い目に遭うことも珍しくありません。
患者様が本当に必要とするお薬を必要なだけ取り寄せることが理想的だとは思いますが、在庫を絞りすぎても不足が生じて患者様にご迷惑をおかけしてしまうことになります。
特に注射剤など冷所保管のものは、安易に郵送するわけにもいきません。そのため何かの配薬のルートを見出してご自宅までお届けすることもあります。
2)棚卸しも例に漏れず・・
一年に一度は棚卸しの時期もやってきます。それでも店舗は通常運転です。
最近は薬局専門の棚卸し業者もあるようです。棚卸しになるとさささっと、やっていってくれるそうです。
外注してしまうのも良いかと思いますが、棚卸しは、「これだけの在庫を抱えている」ということを従業員が意識できる機会でもあります。
- どういう経緯でこのお薬を取り寄せることになったのか?
- もっと他のやり方はなかったか?
など、反省材料と向かい合う貴重な瞬間とも言えるわけです。
・・もっとも、棚卸しの時にそんなことを考える悠長な瞬間はないかもしれません・・。
3)忙しいなりに工夫しつつやらせていただいてます
何より大切なことは、通常運転で動いている外来対応、在宅対応を、普段と同じようにしていくこと。
場合によっては休憩時間確保がガタガタになってしまうこともありますが、そういう場合もお互いをフォローしつつ、日々、患者様と向き合っています。