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錠剤を粉砕するときの一手間がとても大切です。

2024年6月29日 公開 / 2024年7月2日更新

テーマ:在宅医療、薬剤師、配薬

コラムカテゴリ:医療・病院

富士市富士宮市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。

ふじやま薬局では、日々、患者様にとってもっと飲みやすい配薬方法は無いか?と考えて取り組んでいます。


錠剤の内服が難しい患者様のために錠剤を粉砕する事もその一つです。

錠剤をすり潰す鉢を乳鉢と言います

昔の薬局では、粉の粉砕も手作業でやることが多かったと聞いています。錠剤をすり潰すための鉢のことを「乳鉢(にゅうばち)」と言います。経験豊かな薬剤師さんが、乳鉢の使いすぎで左手の形が常に乳鉢を持っているような状態になっていた、と聞いたことがあります。


最近は専用の粉砕機がありますのでボタン一つです。

でも粉砕すればそれで終わりかというと、そうではありません。錠剤にはコーティングがされているため、剥がれたものが残ってしまうのです。そのためファルターを倒してきれいにする必要があります。この作業をしないと「ゴミが入っている」と苦情が来ることに繋がります。


また、意外と粉砕機やお薬を分包する分包機の手入れも大切です。一生懸命掃除しても、お薬のカケラや粉が機械の中に残ることがあるからです。時には専門業者を呼んできれいにしてもらうこともあります。


ちなみに私の場合は、何百万円もする分包機を壊れる直前まで弄るのが好きです(やっぱり男子なので)。それで業者さんに「綺麗に保ってますね」と褒められることもあるのです。

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