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増田崇

企業再建・事業再生のプロ

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コラム

中小企業の再建 ~社長と社員の意識改革~

事業再生関連

2012年11月5日

先日、ある会社を訪れる機会があった。

仕事とは無関係でのお付き合いではあるが、ちょっと寄らせてもらったところである。仕事とは無関係であるので当然、その会社の業績を知る由はない。しかし、そこの会社経営は厳しいのではないかと感じた。

 まず、事務所に入っても社長をはじめ、従業員がまったく挨拶ができない。

「あっ、どうも・・・」

といった感じだけで声に出して挨拶するわけでもなく、ましては立ち上がって出迎えることなど到底期待できない雰囲気であった。

そして何より、覇気がない。

誰しもがそうであると思うが、どこを訪ねても事務所を開けると明るく元気に挨拶をしてくれるだけで気分がいい。そしてその会社には何か活力を感じる。

そんな覇気が全くないのだ。

そして極めつけは社長の孫だと思うが、またヨチヨチ歩きの子どもがウロウロと会社の中を歩き回っている。そして接客するためのテーブル横にはその子どもが遊ぶためのスペースがあり、おもちゃが散乱している。明らかに、たまたま孫が来ているというのではなく、一日中、そこで面倒を見ているといった様子だった。

当然、話をしていてもウロウロしているため、気が散って仕方がない。

事業再生の仕事を進める中で、一番やらなければならないことの一つに、社長をはじめ従業員の意識改革がある。

「中小企業の再生で最も効果的な手法は、社長を変えることである」

とはよく耳にするセリフだが、本当にそうだと思う。

もし仮にその会社からコンサルティング依頼を受けたとしたら、そういうところから変えていかなければならないのではないだろうかと直感的に感じた。

来客用のスペースには当然、得意先が来て商談することだってあるはずだ。そんな仕事の話をしているとき、子どもがウロウロしているのはどうかと思う。

得意先の人も仕事で来ているのだ。それでメシを食っているのである。メシを食っているということは大げさかもしれないが、命を張ってるのである。

そんな相手を迎え入れる環境とはとても思えないし、そこまでいくともはや仕事をする環境ではない。

私は自宅で仕事をするというのが好きではない。自宅は家族と過ごすための空間であり、そこで仕事をしてしまうと、自分の中での仕事とそうでない時間のスイッチを切り替えることができないからだ。

だから仕事は必ず会社でするようにしている。休みの日であろうと、夜、遅くであろうと会社に行って仕事をする。

中小企業では自宅兼、会社というところは多くある。それはそれで否定しない。住居スペースと会社がキッチリ分けてあれば問題ないと思う。ただ、今回のように事務所の中で子どもを遊ばせているというのはどうかと思う。

一事が万事・・・

そういうところが経営全般にでてきてしまうのではないだろうか。

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