2026年新年のご挨拶
このたび、ふらっと株式会社は2026年9月24日付で、経済産業省の「スマートSMEサポーター(情報処理支援機関)」に認定されました(登録番号:第64号-26090011)。
スマートSMEサポーターは、中小企業等経営強化法にもとづき、中小企業の生産性向上に役立つITツールを提供するITベンダー等を国が認定する制度です。
認定を機に、改めて島根の中小事業者の皆さまから日ごろいただくご相談を振り返ってみると、いちばん多いのは「DXをやらないといけないのは分かっているけれど、何から始めればいいのか分からない」というものです。
今回は、小さな会社がDXを始めるときの順番について、これまでの支援の経験からお伝えします。
よくある失敗① ツールを先に買ってしまう
「同業者が使っているから」「営業さんに勧められたから」とシステムを先に導入し、結局使われなくなるケースは少なくありません。
業務の流れに合わないツールは、入力の手間だけが増えてしまいます。
よくある失敗② Excelが特定の人にしか分からない
Excelはとても便利ですが、作った本人しか中身が分からないファイルが増えると、その方が休んだり退職したりしたときに業務が止まってしまいます。
「あの人がいないと分からない」状態は、DX以前の大きな経営リスクです。
DXの第一歩は「業務の見える化」
私がご支援で最初に行うのは、システムづくりではなく、今の業務の流れを一緒に書き出すことです。
・誰が、いつ、何の情報を、どこに書いているか
・同じ内容を何度も転記していないか
・紙・Excel・LINEなど、情報があちこちに散らばっていないか
これを整理するだけで「ここをデジタルにすれば一番楽になる」というポイントがはっきりします。
実は、この段階で「新しいシステムは要らなかった」と分かることもあります。
小さく始めて、使いながら育てる
最初から完璧なシステムを目指すと、費用も期間もかかり、完成したころには現場の状況が変わっていることもあります。
おすすめは、いちばん困っている業務ひとつに絞って小さく始め、実際に使いながら改善していく進め方です。
ふらっとでは、作って納品したら終わりではなく、導入後も月額の運用支援として改善を続けるサービス形態をとっています。
現場の声を聞きながら少しずつ育てていくほうが、結果的に定着しやすく、無駄な投資も抑えられます。
補助金も上手に活用する
中小企業のIT投資には、国や自治体の補助金が使える場合があります。
ただし、補助金ありきで高額なシステムを入れてしまうと、補助期間が終わった後の運用費が重荷になることもあります。
「補助金があるから導入する」ではなく、「必要な投資に補助金を使う」という順番で考えることが大切です。
認定を受けて、これから
スマートSMEサポーターとして、これまで以上に地域の中小企業の皆さまのIT活用を、身近な相談相手として支えていきたいと考えています。
「うちの業務でもDXできる?」「何から手をつければいい?」といった段階のご相談でも大歓迎です。
業務の見える化からご一緒しますので、お気軽にお問い合わせください。


