平成25年度 NLPセミナーの様子
前回は、4歳~小学校低学年の子どものカウンセリングが急増していることをお伝えしました。親が震災のテレビニュースを繰り返し見ることで、子どもたちは目に見えない恐怖に怯え、笑わなくなった・泣き止まない・母親から離れない などの症状が出ているようなので、保護者の方は子どもから震災の情報を遮断するようにお願いいたしました。
24日頃からは、今度は震災に関する大人のカウンセリングが急増しました。
その症状は、怒りっぽくなった・なぜか涙が出る、津波の映像が頭から離れない、何にでも不安感をもってしまう、力がわかない、がむしゃらにがんばってしまう、というものでした。
これは、我々が経験してきた体験をはるかに超えた映像を1週間以上にわたって見続けてきたために、心の安定がぐらついてきたといえます。また、何度も映像を見ることで心の感覚がなくなってきた方もおられました。一方で、心が不安定になっているために、『とにかく頑張ろう』と大きなエネルギーを使われた方も折られるようです。
私の知り合いのレストランの店主も、「何もやる気が起こらない」ということで、週末はレストランを閉めてしまいました。
このような場合の対応方法は、「自分を安定させる」ことが最も重要になります。
やり方は、瞑想する感覚で、深くゆっくり深呼吸をしながら、自分自身に「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と語りかけてください。これにより、無意識の部分が安定化してきます。
自分で自分を安心させるようにしてください。