不都合な真実

鋼板製の薪ストーブと鋳物製の薪ストーブとではどちらが高性能なのか?

鋼板製の薪ストーブ

お客様の質問で必ず訊かれるのが薪ストーブの素材についてです。

鋼板製と鋳物製の違いです。

僕は、「そんなのどっちでも良いんですよ!」 と答えます。

それは、ガソリン車とディーゼル車はどっちが高性能? との質問と一緒です。

どちらの車も良いのです。(笑)

ただ・・・

問題は性能に見合った価格設定かどうか?です。

モダン型のオシャレなストーブは別として、4本脚の四角いストーブであれば通常鋳物製の薪ストーブの方が価格は高くて当たり前です。

鉄板だけの厚みのストーブと鋳物で厚みのあるストーブでは明らかに差があります。

剛性の高い車とペラペラボディーの車とでは価格差があった当然でしょ!

でも実際には同じくらいの大きさであれば同じ価格で販売されているのが日本の薪ストーブ業界の怖いところです。

鋼板製の薪ストーブで50万円、60万円?

まじですか?

見る目が無い人は買ってしまうかもしれません。

鋼板製だから針葉樹が使える! とか・・・・

石炭、コークスが使えるから最高のストーブです! とか

本当ですか?

石炭コークスを燃やすには炉床を浮かして下から空気の通り道を確保してあげれば良いだけの話でしょ。(笑)

誇大広告。

欧米の薪は通常、針葉樹です。

松、栂、杉等です。

鋳物のストーブでも針葉樹で大丈夫ですけど。(笑)

現在金子家の薪ストーブは鋼板製の19万円のストーブです。
※立場上いろいろなストーブを使ってきています。

炉内も天板も広く、シガータイプでクッキングも楽々!

排気経路も良いのでガラス越しに綺麗な炎も楽しめます!

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Mybestpro Members

金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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