不都合な真実

薪ストーブショップなんか信用しちゃダメですよ。VOL4

煙突工事 埼玉県

埼玉県様坂戸市の薪ストーブユーザーさま宅に煙突掃除に行ってきました。

新築時に薪ストーブショップに煙突工事を依頼されたそうです。

でもお客さまはその煙突施工に満足されてはいませんでした。

それもそのはずです。

南面の外壁に・・・・

大きな受け足が3本・・・。

このシルエットにげんなりされていました。

『これって普通ですか?』

僕に訊いてこられました。

『僕はこういう施工はしないですけど・・・・』

問題はこれだけではなく、曲げないでも済むのに、煙突を無意味に曲げていることです。

お客さまもエルボ管を使って煙突を立ち上げていることに納得されていません。

だって屋根に干渉しないで真っすぐいけるのですから。


でも僕は、煙突を曲げた理由がわかりました。

それは煙突支持金物が、『2つ割バンド&受け足』のセットしか持っていなかったのだと思います。

つまり現場で支持部分と煙突との離隔距離に対応できなかったのだと思います。


工務店と薪ストーブショップの兼業がダメではありません。

問題は、いろいろな部材の特性を知らず、施工経験が少ないことだと思います。

いや・・もしかしたら部材費を安くあげるため・・・かもしれません。

大工さんの煙突施工なら仕方ないかもしれませんが、一応薪ストーブの施工も事業の柱としているのなら・・

これはどうなんでしょうか。

外壁に打ったビスにもコーキングもありませんでした。

お施主さんが気の毒でなりません。




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Mybestpro Members

金子稔
専門家

金子稔(建築家)

エンフリー

薪ストーブ、ペレットストーブ専門の住宅コンサルタントとして、新築住宅の間取り設計段階から丁寧なアフターフォローまで、快適なストーブライフを送るためにさまざまなアドバイスをさせていただいております。

金子稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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