ボーカルレクチャー☆ステージングについて
いさごなボイトレ
いさごなボイトレとはワタクシ本山が開発したピッチトレーニングのためのメソッドです。
白い鍵盤の音名で多くのヒット曲は歌えます。
いなごさボイトレはCをド=1の「い」と考えます。から、順番にD=レは2の「に」、E=ミは3の「さ」、F=ファ=4の「よ」、G=ソ=5の「ご」、A=ラ=6の「ろ」、B=シ=「な」
今はCをドと考えていますから、順番にD=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シとなります。
では、それぞれ隣り合った音同士の間隔を見て行きましょう。ちなみに、二つの音の間隔のことを音程と呼びますのでこれからは音程という言葉を使います。
まずはこのドレミファソラシドを覚えてしまおう!
【 有料級音程の取り方 】毎日5分で 歌がプロレベルに!
まずはドレミファソラシドを完璧に覚えたら、さらに上級者はこちらも覚えてしまいましょう。
ド(C)とレ(D)の間には黒鍵があります。白鍵と黒鍵は半音です。ですので半音二つ分で全音の音程です。
同じようにレ(D)とミ(E)の間にも黒鍵がありますから全音の音程です。
では、その隣りのミ(E)とファ(F)はどうでしょう?この二つの鍵盤の間には黒鍵がありません!ですから、この二つの音程は半音ということになります。
どんどん進みましょう。ファ(F)とソ(G)の間には黒鍵がありますから、全音。ソ(G)とラ(A)の間にも黒鍵がありますから全音。ラ(A)とシ(B)の間にも黒鍵がありますから全音ですね。
さて、シ(B)とド(C)の間はどうでしょう。先ほどのEとFの時と同じように黒鍵がありません。ですからこの二つの音程は半音です。
整理してみますと、
ド(C)とレ(D)の間→全音
レ(D)とミ(E)→全音
ミ(E)とファ(F)→半音
ファ(F)とソ(G)の間→全音
ソ(G)とラ(A)の間→全音
ラ(A)とシ(B)の間→全音
シ(B)とド(C)の間→半音
つまり、全 全 半 全 全 全 半 この順番で並んでいるのがドレミファソラシドなんです!
そして、この並び方の音階をメジャースケール、日本語では長音階と言います。今はCをドと考えてましたから、これはCのメジャースケールと呼びます。
12音階
【12箇所から始まるドレミファソラシド】
ピアノを鍵盤上で見ると白鍵以外にも、黒鍵の部分がありますよね。
ピアノ初心者の人が「ドレミファソラシド」をイメージするときは、白鍵のドから始まり白鍵のドで終わる。黒鍵は1回も触らない。こんなイメージをすると思います。
しかし、多くの曲をピアノで弾こうとしたとき、白鍵だけで完結することはほとんどありません。黒鍵も使用していくことになります。
実はピアノの鍵盤上では、「レ」から始まるドレミファソラシド、「ミ」から始まるドレミファソラシド、「ファ」から始まる・・・そして「シ」から始まるドレミファソラシドがあります。それだけでなく、「ド♯」から・・・、「レ♯」から・・・
要するに、「ド」・「ド♯」・「レ」・「レ♯」・「ミ」・「ファ」・「ファ♯」・「ソ」・「ソ♯」・「ラ」・「ラ♯」・「シ」以上のすべての位置から始まる「ドレミファソラシド」があると覚えてください。
※ミ♯・シ♯がない理由は、鍵盤上で、それぞれファ・ドになっているためです。
【音階・キー】
この基準のスタート地点が12個あるので、12音階と言われます。
スタート地点がドでなければ黒鍵を使用する必要があります。例えば「レ」からスタートする場合、以下のように弾くと「ドレミファソラシド」と同じように聞こえるかと思います。
レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド♯
(これに違和感を感じる人は絶対音感の可能性があります!おめでとう)
このスタート地点は、音階の他にもキーと呼ぶこともあります。
カラオケとかで、自分の声の高さに合っていなかったらキーを下げたりしますよね。あれは基準のスタート地点を下げているわけです。
楽譜などを見ると「キー」はアルファベットで表示されることが多いです。
・ド→C ・レ→D ・ミ→E ・ファ→F ・ソ→G ・ラ→A ・シ→B
(ちょっと不思議ですが、ラからAが始まる決まりです。)
例:キーC→B=キー1つ下げ、キーC→D=キー2つ上げ(間にC♯があるため。)
それぞれの音階(キー)で以下のように弾くとドレミファソラシドと聞こえます。これが各キーの基準音となります。
ピアノ 音階 表
耳コピを習得する上では、この12音階は全て覚える必要があります。
「こんなたくさん覚え切れねーよ」と思われるかもしれませんが、残念ながら簡単に覚える方法はありません。
ここが一番の関門になりますが、音階を全て覚えれば、耳コピの力はかなり上がりますので頑張ってください。
コツとしては、一度に全部の音階を覚えようとするのではなく、まずは自分の好きな曲のメロディを弾いてみて、
「この曲はファ♯しか黒鍵使っていない!(キーG)」
「この曲は黒鍵だらけだな・・でもドとファは白鍵で弾いてる!(キーC♯)」
という風に自分の好きな楽曲を基準にして考えていけば、楽しみながら覚えていけます。