冬の肌トラブル対策
急に寒くなってきました。季節の変化は体に大きな影響を及ぼします。
寒邪(かんじゃ)といいます。
そよ風は気持ちが良いですが、寒気がしてくると風邪と言いますね。
「邪」というのは身体にとって「よこしま」なものを指します。
冬の寒い時に、外で立っていると、突然お腹が痛くなってくることがあります。
中医学では「寒邪直中(じきちゅう)」と言います。
中とは胃腸のこと。寒さが直接胃を攻撃したのです。
こんな時、生姜の仲間や肉桂(シナモン)、茴香(ウイキョウ)が入った漢方薬や薬膳茶が助かります。
茴香はあの辛いカレーにも入れる、香りのよいフェンネルです。
胃は外からの冷えや中からの冷えに弱いのです。胃の消化酵素は35度以下では働かないそうです。
腹巻やカイロなどで大事にしてあげましょう。
暖房の効いた部屋でいただくアイスクリームも美味しく感じますが、実際は、胃は悲鳴をあげているのです。
その時はなんでもなくても、長い間には胃腸の働きを弱め、疲れやすくなって風邪もひきやすくなります。
いただくなら、ひと口ずつ口中で温めてから、ゆっくりいただきましょう。
なるべくなら冷たいアイスはごくたまに、にしておきましょう。
女性の生理の期間中は絶対にやめましょう。
胃腸の下は子宮なのです。
冷えると子宮内膜の血の流れが悪くなり、生理痛の原因になります。
漢方の国、中国では生理中にアイスを食べているとお母さんが
「死んでしまいますよ」と怒るそうです。
東洋医学では女性の体をとても大事にするからです。
でもアイスを食べたいという方に、こんなデザートはいかがでしょう。
「熱々アイスクリーム」別名「忙しいおやつ」我が家で子供達が名付けた名前です。
熱々のりんごの上のアイスクリームはすぐ溶けてしまいますので子供たち曰く「忙しいおやつ」
これならおなかは冷えません。
詳しい作り方はブログをどうぞ⇒「熱いアイス」