私の進路について(小学校~高校卒業まで)
今回は、入社から退職までのことを振り返ってみたいと思います。
入社して最初の4月は、セミナーや工場での業務などを通して、
会社全体や仕事内容について説明
を受ける期間でした。
5月からは所属部署での具体的な仕事の説明が始まり、
アシスタントとして実際の業務に関わる
ようになりました。
初期には、『ストリートファイターII』のキャラクターボイスの録音に携わり、
その後、メインの仕事として『ファイナルファイト』の
アーケード版からスーパーファミコン版
への移植を担当しました。
当時、スーパーファミコンにはサウンド担当者がいなかったため、
手探りで学びながらの
制作でした。
特に、それまで経験のなかったサンプリング作業は、
難しさもありましたが、とても印象に
残る楽しい経験でした。
このあたりの話は本来かなり長くなるのですが、今回は省略します。
『ファイナルファイト』
発売から約1年後には
『ファイナルファイト・ガイ』も担当し、
2001年5月にはゲームボーイ
アドバンス向けに
『ファイナルファイトONE』が発売されました。
このタイトルも私が担当
しています。
『ファイナルファイト』以外では、『超魔界村』や『エリア88』にも関わりました。
『ファイナルファイト』では楽曲も担当しましたが、
スタジオに在籍していた頃から
「音そのものを作る仕事をしたい」
という思いがあり、次第に効果音を中心とした制作を
担当するようになりました。
その後、スーパーファミコンで
『超魔界村』『エリア88』を担当したのち
アーケードゲームの制作へと移行します。
『Varth』を皮切りに、『天地を喰らうII』
『スーパーストリートファイターII』
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』
『ヴァンパイア』
『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』
などを担当しました。
『天地を喰らうII』からは、カプコンでQサウンドという立体音響が導入され、
カナダの
QSOUND Labのスタッフとミーティングを行いながら
制作を進めるという貴重な経験も
しました。
アーケードゲームでは『PANG!3』が最後の担当作品となり、
その後は再びコンシューマーゲーム
の担当に戻りました。
PlayStationやセガサターンが発売された時期でもあり、
新しいハードでのゲーム制作に挑戦
したいと考えたためです。
この頃は、ロックマンシリーズやアーケード作品の移植、
外注制作された作品のチェックや
サポートなどを担当しました。
ただ、この時期から次第に
「このままでいいのだろうか」
「ゲーム以外の仕事もしてみたい」
という思いが強くなっていきました。
そんな中、元上司がカプコンに遊びに来る機会があり、
現在の仕事について話を聞きました。
その仕事が、音響効果の仕事でした。
話を聞くうちに「ぜひやってみたい」と思うようになり、
元上司が在籍している会社への入社を
決意しました。
そして2002年、カプコンを退職し、
大阪から東京へ引っ越すことになります。
次回は、音響効果の仕事について書いていきたいと思います。



