今回は、私がやりたい仕事を見つけた話です。Ⅱ

梶野俊夫

梶野俊夫

テーマ:ご提案について

今回は専門学校~入社までの事をお話します。

私は、マニピュレーターかミキサーになりたくて専門学校に進みました。

<専門学校の授業について>
・音楽理論
・PAについて
・レコーディングについて
・英語
・放送業界について
・作曲について
こんな感じの内容でした。

この中で選択、出来る授業がありました。
私は、PAだけは仕事にしたくないと思っていましたので
授業は受けませんでした。
しかし、今考えると、卒業してから仕事でイベントやライブのPAの
仕事をすることがありました。
勉強した方が良かったとを思いました。
入学した学生のみなさん、カリキュラムで授業を受けたくないと
思わず、必ず受けてください。
自分の仕事に役が立ちます。

私が一番良いと思ったは授業は、音楽系の会社にインターンとして
参加する授業がありました。
私は、会社に入って色々と教わりました。
テープをオープンリールデッキにかけたり、編集したり、商店街で
ラジオ放送の中継とか、野球の中継に参加したり、学校で教わって
いない事があったり、今までわからない事を経験したり、ためになった
楽しい勉強でした。


<就職活動について>

学校で、色々学んでいくと、欲しいもの出てきます。
それは、楽器(シンセサイザーなど)です。
就職活動でデモ曲の制作をしたいためです。
購入するため平日~土日までバイトしていました。

2年生になって、東京で就職活動をしていました。
学校から情報が入ってこないので自分で調べてスタジオに面接に行って
いました。

東京には2、3回(1回=5日間滞在しました。)行きました。

面接は何件も受けたのですが、良い結果が出ませんでした。
あきらめて大阪で就職することに決めました。

学校に就職について聞くと、南森町のスタジオで募集している事を
聞いて、そのスタジオに面接に行く事しました。

一応、卒業後はそのスタジオに就職することになりました。
スタジオを慣れるためにバイトという事で2年生からスタジオに勤務しました。

バイトしていると自分が思っている内容とは違うという事に気づき
「僕は音を制作したい」と思い、バイトに勤務しながら、別の会社を探していました。
その時にいつも買っている「サウンド&レコーディングマガジン」に
カプコンにサウンドクリエイター募集を見つけ、面接に行きました。
1日後だったと思いますが電話で合格を頂きました。


1990年4月入社しました。
(私はカプコンって全く知らない会社でした。ゲームをする事もなかったです。)

次回は入社から退職までのお話です。

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梶野俊夫
専門家

梶野俊夫(音響効果制作(効果音制作・選曲))

有限会社audio studio響

ゲームメーカー、音響制作会社に所属し、映画、アニメの効果音の実績も多数。自社以外にもスタジオに所属し、多種多様な作品を手掛けます。ミキサー、声優、ナレーター、作曲家などとも連携します。

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