犬の尻尾について

榎本修

榎本修

テーマ:ペット

皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。

今回は犬の尻尾についてご紹介します

犬のしっぽの役割を今回は3つ挙げていきます。

1つ目は「感情を表現する」役割です。
犬は感情表現が豊かな動物ですよね。嬉しい時、興奮している時、緊張している時、警戒している時、不安な時、悲しい時。全ての感情が耳の動き、表情、鳴き声、そしてしっぽの動きにも表れます。嬉しい時や興奮している時のしっぽは、ピンッと上向きでブンブンと振り回すように早く動きます。
緊張している時や警戒している時のしっぽは、やや下向きで左右にゆっくりと動きます。不安な時や悲しい時のしっぽは、完全に垂れ下がり、太ももの間に挟んでいることもありますし、全く動きがなくなってしまいます。しっぽの動きだけでもこんなにたくさんの感情を表現することができるのです。

2つ目は「体を温める」役割です。
犬は寒さを感じると体をクルっと丸めるように寝る体勢になることがあります。この時、太ももの間にマズルを入れたり、顔をしっぽで覆うなどします。鼻から吸い込む冷気によって体が冷えてしまわないよう、しっぽで顔を覆うのです。

3つ目は「体のバランスを整える」役割です。
犬はしっぽを使って体のバランスを整え、体全体の動きをコントロールしています。身近にある状況で例えると、階段の上り下りをする時、上り坂や下り坂を歩く時、全速力で走りながら急旋回する時などです。しっぽを上下左右に動かしながら上手くバランスを取り、躓いてしまわないよう、転んでしまわないよう、コントロールすることができます。
また、泳ぐ時にもしっぽを使って体のバランスを整えます。手足を使って前進しつつ、顎やマズルを使って進む方向を定め、しっぽを使って方向転換したりします。犬のしっぽは進行方向を自由自在に操ることができる、まるで船舶の舵のような役割を持っているのです。


ペットリフォームのご相談、御見積りはセラフ榎本にご用命いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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榎本修
専門家

榎本修(愛犬家住宅コーディネーター)

株式会社セラフ榎本

ペットが安心・安全・快適な居室リフォームから、集合住宅全体の総合サポートまで。建築とペット両方の専門知識を駆使して集合住宅で暮らす人とペットの幸せな共生をソフト面・ハード面からサポートします。

榎本修プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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