犬の肉球の役割
みなさまこんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は犬の熱中症についてご紹介いたします。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることにより、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことです。
犬も人と同じように軽症、中等症、重症の三段階に分けられます。
症状として軽症で浅く速い呼吸、体が熱い、よだれが多いなど、中等症でけいれん、泡を吐く、嘔吐、震えなど、重症で意識がない、歯茎が白い、舌が青紫色、吐血などが挙げられます。
熱中症は早めに対処しないと後遺症や死の危険性もあります。
室内であっても熱中症になってしまう可能性があるため、普段家にいる時だけでなく、お留守番中などのことも考え、室温20~28度、湿度50~60%を心掛けてあげてください。
犬はみんな夏を苦手としています。
その理由として、全身を毛で覆われていることだけではなく、人と違い全身から汗を出して体温を下げる機能はなく、口で激しく呼吸を繰り返すことによって体温を下げています。
特に毛の長い長毛種や気道の短い短頭種などは暑さに注意し、いつもと比べて異常がないかしっかり観察してあげてください。
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