同じ塗装で泣いたAさん、笑ったBさん 果たしてその違いとは・・・
塗装会社の規模を大きくすることで、よりお客様の為になる事って何があるのでしょうか?
しいて挙げるとするならば〝ネームバリュー〟でしょうか。
会社を大きくすれば必ず
「下請け制度」
の始まりです。
もう現場は下請け業者に
〝丸投げ〟
状態です。
塗装業界においては、会社の規模=高品質は成り立ちません。
なぜなら
〝質より現場量〟
になるからです。
なぜそのようになるか、元請け⇒下請けということは元請けの取り分(マージン)が必ず発生します。
下請け業者は、かなりギリギリの請負金額で請け負っています。
ひどい業者になると赤字になってしまう事もざらです。
そうなるともちろん下請け業者には《家族》がいます。
養う為に、趣味や娯楽の為にギリギリの生活費で満足なはずがありません。
少しでも生活費をプラスにするには、現場量をこなさなければなりません。
どこか端折れる部分を見つけ、1日でも早く終わらせるために、
〝手抜き〟
が発生していきます。
この悪循環が
答え
です。
しかし、これは全て下請け制度が悪いわけではありません。
下請けに安い金額で請け負わせている元請けが悪いんですね。
下請け業者にそれなりの適正な金額で請け負わせていれば、下請け業者もきちんと施工してくれます。
ただ一つ、落ち着いて考えてみてください。
元請も経営が成り立つ範囲のマージン費用を利益にして、下請けもそれなりの金額で請け負わせるという事は、もちろんお客様にご提示する〝合計金額〟が高額になるという事です。=
適正価格にはならない。
もちろん良い下請け業者さんもいますが、悪質な下請け業者も多いです。
失敗しない業者選びをするには、わかりやすく例えるならば、「お祭りで〝くじ引き屋〟が2店あります。はずれありのくじ引きを引くか、はずれ無しのくじ引きを引くか」です(^_^)
下請け業者さんもお客様も同じ〝人間〟です。
「赤字でも適正な工期をかけて適正な施工をする」という職人さんがいるでしょうか、、、