初めての企業インスタで採用成功!簡単にできるコツとは?
―建設業における「仕事内容の具体化」と「キャリアの見える化」

建設業界でも「応募が来ない」「若手がすぐに辞めてしまう」という声をよく耳にします。背景には、人手不足という構造的な課題だけでなく、「求人票の書き方」が大きく影響しているケースが少なくありません。
多くの求人票は、給与や勤務時間といった条件を淡々と並べただけのもの。
あるいは「アットホームな職場です」「やる気のある方歓迎」といった抽象的な言葉が並ぶこともよくあります。しかし、それでは応募者は実際の仕事をイメージできず、不安や不信感を抱きやすく、結果として応募につながらないのです。
仕事内容を具体化する
「職種の書き方」ひとつで応募の数は大きく変わります。
●応募のない求人票の例
「職種:現場監督」
「仕事の内容:住宅外構工事に関わる現場管理業務」
これでは、未経験者や若手にとって仕事のイメージが湧かず、「自分には難しい」と感じてしまいます。
●応募が集まる求人票の例
「職種:現場監督(未経験可・研修制度あり)」
「仕事の内容:安全・品質・工程・予算の
管理業務を中心に
エクステリア工事の
現場マネジメントの仕事です。
デザインや提案段階から携わるため、
「現場管理」ではなく、お客様の理想を形にする仕事です。
・お客様対応・ヒアリング
・提案・プランニング
・外構工事の工程管理(先輩と一緒に進めます)
・職人さんとの打ち合わせ、資材発注
・現場の安全点検、写真撮影による進捗管理
このように、日々の業務をステップごとに具体的に示すことで「自分でもできそう」と応募意欲が高まります。
キャリアを見える化する
さらに重要なのは「入社後の成長ステップ」を描くことです。
・入社後3か月間は、先輩現場監督がマンツーマンで指導
・1年目には小規模現場を担当し、発注や管理を経験
・3年目には複数現場を並行して管理、主任として若手指導
・将来的には施工管理技士資格を取得し、管理職として活躍
このようにキャリアの選択肢を明示することで、「この会社なら長く働けそうだ」「成長できる」と安心感が生まれます。
求人票は広報ツール
求人票は単なる条件表ではなく「会社の広報ツール」です。
仕事内容とキャリアを具体的に示し、「どんな未来を一緒に描けるか」を伝えることで、建設業でも若手人材の心を惹きつけることができます。
「求人票の書き方改善」は即効性のある応募増加の方法です。近々、しっかり改善できるオンライン集中講座を開催しますので、どうぞお楽しみに。」



