音の絵について
音の絵パステルアート
こんにちは!
いつもお問合せやご相談等ありがとうございます。今回は、度々コラムに登場する音の絵《パステルアート》についてご質問をいただいたので、お答えします。
ひらたピアノ教室には、ピアノレッスンの他に色彩を軸とした音の絵という講座があり、不定期で開催しています。
私は幼少期からピアノと並行して絵を習っていました。中学で音楽学校を受験する時、絵を辞めたくなくて悩んだこともあります。
そして音楽を仕事にするようになってから、自分には共感覚があることに気づきました。
共感覚とは、例えばある音を聞くと色が思い浮かんだりする感覚のことです。私は、ピアノで初めて和音を弾いた時、パッと色彩が頭に浮かんだのを覚えています。
ピアノは暗譜で苦労する楽器でもありますが、私は楽曲分析、反復練習、そして色で暗譜します。演奏している時、色々な色彩が浮かんでいます。
現代の子供に必要な事はこれなのでは?と思ったのがきっかけで出来た講座です。便利になった現代では想像するより前にタップ1つで答えが出てしまいますね。
せっかく感性豊かになるピアノを習っているのに、固定観念で演奏をしたり解釈をして欲しくないな、と思っていました。大人が驚くような発想をするのが子供の良さではないでしょうか?
でも、限られたレッスン時間内ではなかなかそこまで出来ないので、別の講座として開講しました。パステルアートでは、左脳は使わない!が約束です。意外と難しいです。
新しく開講する《おといろ遊び》、漢字にすると音色です。音には色があります。それを改めて教える機会があっても良いかも?と、遊び感覚で受講してもらえる内容がパステルアート。
おといろ遊びは、その幼児版です。リズムも音符も色彩をたくさん利用します。
パステルアートは、在籍生徒のみ受講できます。毎回、数分で枠が埋まってしまうほど人気です。指で描くので、指先もかなり刺激されますよ。
これからもっと便利になる世の中でも、自分の想像力、イメージを優先できる、感性豊かな人に育って欲しいと思い、音の絵を作りました。
おといろ遊びも音の絵の中の1つに位置付けていますが、入会された方は、パステルアートにもご参加いただけます。
音の絵についてご質問いただいた方々、ありがとうございました。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ひらたピアノ教室
平田晶子