成人を祝う会
障がいのある方の支援の中で、「通院同行」は当たり前の支援だと思われがちです。
しかし実際には、事業所によって対応はさまざまで親御さんに任せているケースも少なくありません。日々の生活が安定しているからこそ、「病院も一人で大丈夫だろう」と考えてしまうこともあります。
けれど、病院はいつもの生活とは違う場所です。受付ができるか、医師の話を理解できるか、自分の体調を伝えられるか、お会計や薬の受け取りはどうか。同行してみて初めて、
「ここは難しいのだな・・」と気づく場面がたくさんあります。
実際、薬局でのやり取りなど細かな部分で支援が必要だと見えてくるのです。
支援者が同行すると、ご本人の生活背景を医師に伝え、医師の説明をかみ砕いて受け取り、ホームに戻ってから他の支援者へ共有する役割も担います。確かに労力はかかりますが、その積み重ねが日常生活の質を高め、「できること」を本当の意味で増やしていく支援につながります。
「親なきあと」を見据えたとき、通院同行は単なる付き添いではなく、人生を支える大切な支援の一部です。



