「自分の身体の声を聴く」
先週末、篠浦塾の初級予防医療勉強会を受講しました。
6回シリーズの3回目。
最初は、篠浦先生から脳のお話「脳の改善編」です。
歴史から学ぶ内容も多く、とても納得できます。
次に、毎回ゲスト講師をお招きしての講座です。
今回は、楽健道協会の京谷達矢先生でした。
京谷先生は1年前に脳出血で倒れ、
直後は左半身麻痺だったそうですが
今ではご自身の足で歩かれ、施術もされています。
自己紹介でその経緯をお話しくださり
リハビリの様子も動画で拝見して、早くも感動でした。
そして、受講生の中で
後頭部がモヤモヤしている、という方と
腰痛の方がモデルになり
実際の施術を少しだけ見せてくださいました。
身体の状態をチェックして、
さささっと触って、
またチェックして。
「あれ?治った…??(@_@)」
みたいな感じでした。
「時間が経つともっと良くなりますよ。」と仰っていて
驚くというよりは「やっぱりそうなのか。」と納得しました。
身体は、正しい位置にセットされると
自分で治し始める。真理ですね。
その方法を編み出した京谷先生。
素晴らしいですし、感謝です。
さて、本題のテーマは「横隔膜ほぐし」。
人体中で最も精神的ストレスを受ける筋肉が横隔膜。
知りませんでした。
横隔膜って呼吸に関わる筋肉…程度の知識しかなく。
ストレスを受けやすい??
初耳でした…!
横隔膜がしなやかでスムーズに動くと
・内蔵の血流UP
・自律神経調整
・ホルモンバランスが整う
・腹圧が高まり体幹が使える身体になる…など
「え?横隔膜で…?」と驚くような話ばかりでした。
実践はなかったので、まずは本を買ってチャレンジしてみます。
そして、「骨」のお話。
日本人は元々「骨」を意識して身体を使っていたのに、
戦後、「筋肉」を意識するように変えられてしまった。
との事です。
骨を意識した動きは身体がとても楽だそうです。
腕は鎖骨から。足は仙骨から。
と聞いたので、思い出した時に
このことを意識して歩いていますが
そうすると、背骨が身体の真ん中にあることを感じて
軸がぶれずに歩ける気がします。
意識だけで、本当に感覚が変わることがわかります。
週に2,3回、軽い筋トレをしていて
膝や股関節に違和感を感じることもあり
筋トレって無理があるよな~と考えていたタイミングに
とても良いお話を聞きました。
次に、舌路。
この言葉も初耳でした。
舌を上顎に密着させた状態をキープすることです。
舌路の状態は
口が閉まるので鼻呼吸になり
横隔膜を使った呼吸ができるそうです。
誰でも簡単にできるので、常に舌路を意識したほうが良い。
鼻呼吸が大事なことは聞いていましたが
それが横隔膜に影響することまでは思い至りませんでした。
これからちゃんと意識します。
ということで、今回も新しい情報満載!
とても勉強になりました。
初めて、懇親会にも参加しました。
初めましての方々と色々お話出来て、たっぷり飲んで、
とても楽しい忘年会でした!(^^)!