病院と疎遠な母
毎月定例のセミナーを受講しました。
今回は、都立駒込病院脳神経外科部長の、篠浦伸禎先生。
覚醒下手術の世界的権威で神の手とも呼ばれる方です。
覚醒下手術というのは、患者さんの意識がある状態で頭の手術をするというものだそうです。
TVでも放送されたことがあるのでご存じの方も多いかも知れません。
出版された著書も多数。
そんな著名な先生ですが、三井温熱の定例セミナーには既に何回も登場されています。
お話を聞くたびに「妹が脳梗塞を起こした時、篠浦先生が手術をしてくださっていたらどうなっていたかな…。」と、つい考えてしまいます。
20年近く前なので、今とは技術も違っていたのだろうとは思いますが。
妹の担当の先生も、予約待ち多数の有名な先生で十分ラッキーだったんですが、つい、たらればを…。
で、そんな西洋医学最先端の方が、
「幸福になるための統合医療」と題して
食・体・脳の3本立てで、健康法についてお話しくださいました。
何となく、本当に優秀な先生方ってご自身の専門分野にこだわらず、良いと思われるものは広く受け入れていらっしゃる気がします。
篠浦先生も「良くなるならなんでもいい」というお考えのようで、患者側からすると本当にありがたいです。
そんな先生が、三井温熱の「刺激と癒しの温熱」は「体」のケアとして、その良さを認めてくださっていました。
そして今回私がとても気になったのが「脳テスト」
テストの具体的な内容は分からないのですが、そのテストを受けると自分の脳の使い方の癖がわかり、それを自覚して活用することで幸福になれるそうです。
実際に、うつが改善した方のインタビューや事例が多数あり、ものすごく説得力がありました。
幸せは自分が決めると言いますが、幸せを感じられる脳の使い方を学ぶ、という事のようです。
正確には専用のセミナーを受けて勉強をしなければわかりませんが、イメージではそんな感じでした。
…興味深い!!!!
サロンにいらっしゃるのはほとんどが身体の不調を訴える方ですが、お話を伺うとストレスからメンタルがやられてしまっていると感じる方や、はっきりと「私、鬱なんです。」という方。「いつも死にたい」という方もいました。
私は心と身体の健康のために、体からアプローチすることを仕事にしています。
自分が、足もみを毎日していたらいつの間にかうつ状態から抜けていた、という経験をしたので、身体が元気になれば心も元気になると信じています。
でも普通、鬱を治すために温熱や足もみをするという発想にはならないですよね。それよりもクリニックやカウンセリングに行くでしょう。
でももし。
体のケアをすることで脳の状態がこう変わって、ストレスに強くなって、うつを克服。という変化を
脳の状態から読み取れたら、すごく説得力があるし、ご本人も安心し自信になると思います。
勿論その時には体の調子も良くなっているわけで、めっちゃいい…。
心と身体は繋がっていると当たり前に思っているけど、その仕組みを脳テストが見せてくれるのかも知れません。
すごい事だなぁ…!
実は、この内容は以前にも聞いたことがあったのですが、その時はサラッと通り過ぎてしまったんです。
今回は、メンタル弱めだったり、鬱のお客様に良いかも。と思いながら聞いていたのでグイグイと頭に入って来ました。
まずはテストがどんなものなのか。
自分が脳テストを受けてみます!
偏った使い方していなければいいけど…笑