板張り廊下の再生塗装 03
下地処理が終わっちところで、塗装工程に入ります。
素地のままでは色が白すぎるので着色を行います。
ペンキと異なり木に浸透して着色する材料です。素材によって色の出方が若干異なりますが、黒ずみを目立たなくするには濃い目の色 暗くなりがちな廊下を明るくするには薄い色 が良いかと思います。
今回は 「パイン」 なので比較的明るく仕上がると思います。
液はこのように濁っていますが、ペンキではないので濃くはなりません。
端から順番に
吸い込むので手早く塗ります
アップ
削る作業と比較すると短時間で終わる作業です
今回は体を逃がす方向が1方向ですので1工程1作業で済みます
ドアの開閉傷があった個所も着色いたしました
施工要領では、この作業後は24時間の養生となっていますのでこのまま一日時間を置きます。
住みながらであったり、間取り的に1回の作業で終わらない場合は、塗装範囲を分けたりしますので、半分作業24時間養生 残り作業24時間養生 といった形になります。効率の悪い工事ですね。
24時間乾燥時間をおいて表面のはこのような状態となります
少し色がついたのがわかるでしょうか?
木の自然な感じは残せていると思います
この上からクリヤー樹脂をの
せていきます
緩めのはちみつくらいの材料です。
塗り残しに気を付けて
一度目なので多少のムラが残ります
この状態で16時間養生となります
作業時間は短くても作業日数は掛かる工事ですね
翌日 クリヤーの乾燥状態
ここから表面を#320のペーパーで研磨します
表面が整うようにサーっと
当然ながら少し粉が出ますのでふき取って乾かします
そしてクリヤーの二回目につづく