ベランダからの雨漏り
前回のコラムで、ハウスメーカーに塗装を依頼する場合のメリットとデメリットをお伝えしましたが、逆に塗装を専門でしている業者ではどのようなメリットとデメリットはどうでしょうか。今回は塗装会社について解説していきます。
塗装会社に依頼するメリット
専門知識と経験
塗装会社は、塗装に関する専門知識と豊富な経験を持っています。各会社にもよりますが、安価な塗料から最新の高機能な塗料を豊富に扱っているため、希望の機能、耐用年数、価格帯を総合的に比較し塗料を選択することが可能です。また、ハウスメーカーの特殊な建材の情報は公開されていることも多く、知識のある業者であれば塗装が可能な塗料をチョイスし施工することが可能です。このように塗装会社は豊富な経験から塗装技術を熟知しており、高品質な塗装を提供することができます。
ハウスメーカーより安価
ハウスメーカーが塗装工事をする場合は、下請けや孫請けの業者が工事を行います。そのため中間のマージンが発生するため塗装会社よりも2~3割ほど費用が高くなります。ハウスメーカーによっては、塗装会社の1.5倍~2倍近い費用がかかることもあり、差額は50万~100数十万と非常に大きいです。
こだわりを叶えやすい
ハウスメーカーでは品質を一定に保つために材料や工法などがマニュアル化されています。そのため自身でこだわりたいデザイン性や、塗料の機能、耐用年数、価格などの選択肢が限られています。反対に塗装会社の場合は多種多様な塗料を扱い、複数カラーを使用したデザインにこだわる塗装も可能です。また一部の塗装会社にはなりますが、模様や絵などのアクセントを入れることもできます。
コミュニケーションがとりやすい
ハウスメーカーの場合窓口と施工する担当は別なので、問い合わせがある場合やはり遠回りになったり、窓口から業者に上手く伝わりずらい内容だと依頼したことと違う事態が発生するリスクがあります。塗装会社の場合は職人が
塗装会社に依頼するデメリット
塗装会社を選択する手間
地域によって違いはありますが、塗装会社は全国にたくさんあります。大きい会社から小規模の会社などさまざまです。また、保証の有無、経験値や知識なども差は幅広いといえます。多数ある会社の中から希望通りの条件で依頼でき、信頼できる会社を自分で探すのは手間と時間がかかります。
工期の調整
塗装屋会社の場合、在籍している職人が限られるため、工事を受注できる件数も限られます。そのため、繁忙期になると希望するタイミングで塗装ができないこともあるので、早めに相談を始めることをお勧めします。
まとめ
塗装会社で塗装工事をする場合の一般的なメリットとデメリットいかがでしたか。適切な塗装会社を選ぶ際には、経験や評判、価格、品質保証などを考慮し、自身のニーズに合った選択をすることが重要です。