ガルバリウム鋼板について
あまり目にする機会が少ない建物の屋根ですが、どのような種類があり、ご自身のお建物はどの屋根材で、どのような特徴があり、耐用年数はどれ位でいつ頃どのようなメンテナンスが必要なのかはご存知でしょうか。今回は、トタン屋根ついて解説していきます。
トタン屋根の特徴
トタン屋根は、薄い鉄板を使用して作られた屋根材です。軽量でありながら強度があり、耐久性に優れています。施工が比較的容易なため短期間で取り付けることができます。
耐用年数は、使用される鉄板の厚さや品質、地域の気候条件などによって異なりますが、一般的には10年~20年程度とされています。 トタン屋根のメンテナンスは、鉄板の錆や劣化を防ぐために定期的な塗装が重要です。また、雨漏りや破損箇所の点検も定期的に行う必要があります。
メリット
軽量
軽量で施工が容易であるため工期が他の屋根材に比べて短縮できます。 また、建物自体への負担も軽減できます。
価格が安い
耐火性が高い
耐火性が高く、火災のリスクを低減します。
デメリット
錆に弱い
鉄板の表面が錆びやすいため、定期的な塗装が必要です。
遮音性が低い
雨音が大きく、音の問題がある場合があります。
熱伝導が高い
鉄板の熱伝導率が高いため、夏場は屋根下が暑くなることがあります。