【幼児教育って、実は奥が深い】

週末、スノーボードのバッジテストがありました。
法事でしばらく実家を行き来するので、
実質この日がラストチャンス。
本当は私が1級を受けたかったんです。
次のステージへ進むために。
ところが妻がひと言。
「私、2級受けたい」
…え?今?
子ども2人どうすんの?
下の子をゲレンデに放置するわけにもいかず、
受験できるのは夫婦どちらか1人。
「まだ早いやろ」
と言ってみたものの、
どうしても受けたいというので、しぶしぶ譲りました。
(内心ちょっとモヤモヤ)
そして試験当日。
10時過ぎ、テスト開始。
上の子も見るのは大変なので
3級に挑戦してもらいました笑。
練習ではボコボコに転んでいる。
これは厳しいかもな…と思いつつ、
妻を見ると、なかなか良い滑り。
「お、いけるんちゃう?」
そんな期待を抱きながら、
下の子と木の葉滑り特訓。
楽しく滑っているうちに、
あっという間に結果発表の時間。
まずは上の子、3級。
なんと――合格。
しかも加点合格。
さっきまで転んでたやん…。
子どもの成長スピード、恐るべし。
そして、妻。
リフトに乗りながら、子どもと一緒に
「喜んでるか?泣いてるか?」
と話しつつ戻ると、
食堂に座る妻の姿。
正解は…
「怒っている」
怒りに満ちた顔で座っていました。
種目は3つ。
・ミドルターン:合格
・フリーラン:合格
・ショートターン:不合格
あとひとつ。
あとひとつやのに。
思わず震えながら、
「なんで落ちるねん!」
とツッコんだら、
「あんた以外みんな優しい言葉くれたのに、なんでそんな言い方やねん!」
と逆ギレされました。
ごもっとも。
でも、ここからがすごかった。
翌日。
まさかのスキー場で
先生に直行してレッスン受講。
そしてレッスン後の妻は――
別人。
滑りが明らかに変わっている。
先生からも
「これなら受かります」
と太鼓判。
悔しさは、最高の燃料
人はうまくいったときよりも、
「あと一歩届かなかったとき」に一番伸びる。
あの不合格は、
才能がない証明ではなく、
覚醒スイッチだったんです。
私のモヤモヤも、
その成長を見た瞬間に消えました。
「譲ってよかった」と思えた。
そして最後に。
上の子が落ちた妻に向かって、
「私ってすごい?」
と何度も聞いていました。
悪気ゼロ。
でもたぶん、
一番火をつけたのはこの一言かもしれない。
スノーボードって、
単なるスポーツじゃなくて、
“人間を育てる”ものですね。
うまくいかない日があるから、
次のステージに行ける。
不合格は、
終わりじゃなくて、
成長の覚醒スイッチ。
人生も、きっと同じです。
…でも次の機会があれば、
ちゃんと私が1級受けます。笑



