グループと個別、どちらが適しているか?
大分遅い挨拶になりましたが
新年あけましておめでとうございます。
ブログなどでは報告していましたが
年末年始と実家の富山に帰省しておりました。
そして、みなさん御存知のとおり、
能登半島地震が発生し、
私自身も
かなり大変なことになっておりました。
今後、大地震があった人のために
少しでも役立つ情報があるかもしれませんので
そのときのお話をしたいと思います。
1月1日16時10分ごろ、
富山は震度5強かなり揺れました。
震源地がどこか知るためにテレビをつけて
しばらく情報を取り入れていると、
アナウンサーがいきなり、
「津波が発生しました!今すぐ逃げてー」
と、緊迫した大声で叫びました。
実家は思いっきり
津波警報地域に入っているので、
これはやばいと思い、
テレビをつけたまま、
昼寝していた子供を抱きかかえ、
家族全員パジャマのままで車に乗り込みました。
そして、まず頭に思い浮かんだのは
高台=立山方面
散々、スキー場で通っていた場所で
土地勘はあるので、
そちらの方に向かうことにしました。
警報時は車のテレビも見れるんですね。
あと30分で富山に津波が到達という
データを見ることができ、
津波に巻き込まれて、死ぬかもしれないという
恐怖の中、できるだけ海抜の高いところまで行こうと
立山を目指しました。
しばらく走って、ある程度、高台に来ただろうという場所に
コンビニがあったので、
水や食べ物を購入することにしました。
かなりの人がこのコンビニに
立ち寄っているんですが、
なぜかみなさん慌てている様子もなく、
本当にここは大丈夫なのか?と声をかけてみると、
ここは海抜30m以上あるから
津波は来ないよと地元民らしい人が
優しく答えてくれました。
ひとまず、ほっとしましたが、
その間も震度3ほどの地震がしきりに続き、
津波警報が継続しているので
実家の方には戻れません。
きっと、地震のせいで
ホテルがキャンセルされているのでは?とピンと来て
思い切って予約の電話をしてみると、
ガスが止まっているので
宿泊客は受け入れていませんという回答・・・
小さい子供が居て困っています、
素泊りで構いませんので泊めていただけないででしょうか?
と懇願すると、
快く受け入れてくれました。
津波警報および注意報が解除される
1月3日まで、ホテルに滞在し、
高速道路が全面開通した1月4日に大阪に戻ってきました。
帰阪すると疲労のせいで、
妻が39度の高熱が発生し、ダウン。
免疫力が下がったせいで、
菌が体内に入り、放っておいたら入院だったと
今日、お医者さんから言われました。
今回、まさか自分が津波の恐怖にさらされるとは
想像していませんでしたが、
普段から、どこがセーフティーゾーンなのか?
何があれば、しばらく安全に過ごせるのか?
考えているようで全く考えていなかった
自分に大反省です。
まだまだ、能登半島の被災した人達は
余談が許されない状況です。
今回、自分自身が地震・津波に対して
死の恐怖を体験し、
小さなことになるかもしれませんが、
何か被災者の人たちのためにできることをしたいなと
強く思います・・。
1日も早い復興を心からお祈りしています。