孤独と向き合う、私らしい最期|「おひとり様」の終活と死生観
皆様、こんにちは。株式会社大阪セレモニー代表の山田泰平です。
今回は、多くの方が意外と知らない「火葬場の実情」について、詳しくお話ししたいと思います。
葬儀の準備を進める中で、「火葬場がなかなか予約できない」という事態に直面することがあります。
特に、都市部や年末年始、お盆などの時期は、火葬場が非常に混み合うため、注意が必要です。
なぜ火葬場は混み合うのか?
火葬場が混み合う主な理由は、以下の3つです。
高齢化社会の進行:日本は、世界でも有数の高齢化社会です。高齢化が進むにつれて、亡くなる方の数も増加傾向にあり、火葬場の需要が高まっています。
火葬場の数には限りがある:火葬場は、建設場所や運営に関する様々な制約があるため、需要の増加に十分に対応できていないのが現状です。
友引などの暦の影響:日本には、「友引」に葬儀を避けるという風習があります。そのため、友引明けの日には、火葬場が特に混み合う傾向があります。
火葬場の予約が取れないと、どうなる?
火葬場の予約が取れない場合、ご遺体の安置期間が長引くことになります。
ご自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の安置施設や民間の安置施設を利用することになりますが、その際には「安置料」が発生します。
安置料は、施設や地域によって異なりますが、1日あたり数千円から数万円程度が相場です。
安置期間が長引けば長引くほど、安置料の負担も大きくなってしまいます。
安置料を抑えるためには?
安置料の負担を抑えるためには、以下の対策が考えられます。
早めに葬儀社に相談する:ご逝去後、できるだけ早く葬儀社に相談し、火葬場の予約状況を確認します。
複数の火葬場を検討する:居住地や菩提寺の近くの火葬場だけでなく、少し離れた場所の火葬場も検討してみてください。
葬儀の日程を調整する:友引明けの日や、週末・祝日などを避け、比較的空いている平日を選ぶことも検討しましょう。
安置施設を選ぶ:ご自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の安置施設や民間の安置施設を比較検討し、費用や設備などを確認しましょう。大阪セレモニーでは、ご遺族のご事情に合わせて、安置場所のご提案もさせていただいております。
大阪市内の火葬場の状況は?
大阪市内には、大阪市立北斎場、大阪市立瓜破斎場など、複数の火葬場があります。
これらの火葬場は、いずれも混み合うことが多く、特に年末年始やお盆などの時期は、数日待ちとなることも珍しくありません。
大阪セレモニーでは、大阪市内の火葬場の予約状況を常に把握しており、お客様のご希望に沿った火葬場をご案内できるよう、努めております。
しかし、令和7年の2月現在、大阪市内の火葬場は込み合っているため、逝去から数日~1週間後に葬儀を執り行うケースも多いです。
法外な安置料を請求する葬儀社で契約してしまうと、想定していた見積もり費用の倍額近くかかることもありますので、十分な説明を受けてください。
事前の情報収集と準備が大切
火葬場の混雑状況や安置料について、事前に知っておくことで、いざという時に慌てずに対応することができます。
葬儀は、故人様とのお別れをするための大切な儀式です。
後悔のないお見送りをするためにも、事前の情報収集と準備をしっかりと行いましょう。
大阪セレモニーでは、葬儀に関する様々なご相談を承っております。
火葬場の予約状況や安置料についてだけでなく、葬儀の費用や流れ、手続きなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。
株式会社大阪セレモニー