屋根の損害保険詐欺商法
屋根に関する悪質商法のひとつに、「屋根の見本(モデル)工事商法」があります。そのアプローチの仕方について、実例をいくつかご紹介致します。
屋根の見本(モデル)工事商法とは
近所に工事実績がないので、このあたりの見本(モデル)にさせてほしい。そのかわり特別値引きをしますなどと持ち掛け、成約を迫る商法。その際 特別お安くしているので、近所には口外しないでほしいと言われたりします。しかし、実際は少しも安くなく、高額な場合がほとんど。
屋根の見本(モデル)工事商法他のアプローチ実例
- このあたりで施工実績がありません。是非 見本(モデル)にさせていただきたいので、特別お安くさせていただきます。ただ、特別な価格ですので、口外しないでほしい
- 角地で見栄えもよいので、このあたりの見本(モデル)にさせてほしい。今なら特別お安くさせていただきますので、是非お願いします。
- 今 近くで工事をしているので、足場代を全額サービスできます。お得ですよ!
悪質な屋根リフォーム業者対策について
❶応対しない
インターホンのカメラで来訪者が見える場合 あやしい人には応対しない
❷インターホン越しの対応にとどめて、絶対に対面しない。ドアを開けない
❸もし対面してしまったら
- 点検させない
- 契約しない
- うちには必要ありませんと、きっぱり断りましょう
- 家族に説明したいので、会話を録音させてほしいと申し出ましょう
❹もし契約してしまったら
一人で悩まずできるだけ早く家族・友人・警察・役所に相談しましょう
万一 契約してしまっても、契約当日から8日間は、クーリングオフ(無条件のキャンセル)が可能です。法改正により、電子メールでのクーリングオフも有効になりました。
「俺は絶対だまされない」「きっちり断る自信がある」そういう方であっても、言葉巧みに騙されてしまい、ご相談を頂いたことが何度もあります。また、断る段になって、捨てゼリフや脅しまがいのことを言われ、気分の悪い思いをすることもあります。「君子危うきに近寄らず」、応対しないことが一番です。
*下記が何かのお役に立てば幸いです
→ 屋根の悪質商法にはご用心!
→ 屋根施工業者の賢い選び方
→ 屋根施工業者選定時のお願い
→ 悪質な屋根リフォーム業者対策について
→ 屋根に関する悪質商法(訪問販売)について



