【大学入試小論文対策】わかりやすい文章を書くために知っておくといいよ!

角野裕美

角野裕美

テーマ:大学入試小論文対策

オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ

今回は、「大学入試小論文対策」の基本中の基本、ということで、

わかりやすい文章を書くために

と題して、ご一緒に確認してまいりましょう(^_^)/


添削画像




1. わかりやすい文章を書くためのポイント


①  一文一義を意識する

一つの文に複数の内容を詰め込まないようにしましょう。
アレコレ盛り込むことで、いきおい、文章も長々となってきます。
長すぎる文章は理解しにくくなるので、気をつけて、短めの文章を目指すといいのです。


スマートフォンやSNS発信の増加で、サクサク文章を打てることから、
最近の高校生の文章は、一文がとても長い傾向にあります。
ちょっと意識するだけで、分かりやすくなりますので、是非レッツトライ!

例:
×NG :「地球温暖化は、産業の発展や人々の生活の変化により進行しており、
その影響で自然災害も増加している。」

○OK!:「地球温暖化は、産業の発展や人々の生活の変化により進行しています。
また、その結果として自然災害も増加しています。」



② 読み手を意識する

「採点者はどのような視点でこの文章を読むのか?」を考えましょう。

論理性、説得力、独自性が評価されるポイントですが、
まずは、文章を分かりやすく、述べていくことが求められるのです。



2. わかりやすい表記のポイント


① 言葉の選び方

難しい言葉は避ける。簡単で正確な言葉を選びましょう。

例:
×NG :「インフラストラクチャーの整備」
○OK! :「社会基盤の整備」



② 主語と述語をはっきりさせる

主語と述語の対応を明確にして、文のねじれを防ぎましょう。
これも、意識しておくと、防げるもの、ですよ。


例:
×NG  :「日本では高齢化が進み、解決すべき課題だ。」
○OK! :「日本では高齢化が進んでおり、これは解決すべき課題だ。」



③ 文法と表記の統一

同じ文章内では表記や言葉遣いを統一しましょう。


例:「です・ます調」か「だ・である調」のどちらかに統一します。
交ぜ書き(です・ます調とだ・である調を混ぜて書くことは、絶対に避けます。)



適切な句読点や改行を使い、読みやすさを意識するといいですね。
意外とこのポイントも、忘れられがちなので、注意しましょう!


④ 敬語や丁寧表現

小論文では、基本的に丁寧な文体を使いますが、過度にへりくだった表現は不要です。

⑤体言止めや倒置法などの文学技巧的な表現は避ける。


⑤ 定義は明確に

専門用語や抽象的な言葉を使う場合、その意味を明確にする一文を加えると親切です。


例:「持続可能性とは、現在と未来の両方で、
人間と自然が調和して共存できる状態を指します。」



まずは、基本の基本から挙げました。

随時、書くために留意するといいことを、Upしてまいります。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。


小論文添削画像



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角野裕美(講師)

Office Catalyst(オフィス・カタリスト)

様々な職業体験と予備校講師の実践を基にカウンセリングを行い、個別の要望に沿って指導。総合型・推薦入試で必須の志望理由や自己推薦の書き方、小論文・面接対策を受験生だけでなく保護者にもアドバイスが出来る。

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