小論文の基礎~表現・表記についての心構え①~オフィスカタリスト@大阪

角野裕美

角野裕美

テーマ:小論文への取り組み方

オフィスカタリストの角野裕美です( ..)φ

今回は、小論文の基礎中の基礎、実際に原稿用紙や答案用紙に書き込む際の「表現・表記」についての心構え、知っておかれるといいよ、ということを挙げてみますね(^_-)-☆


①字数
最低でも、制限字数の八割は書くこと。目標は九割以上。
ただし、制限字数は厳守する。一字でもオーバーすると減点、または
「指示無視」として失格になることもある。字数不足も減点される。

②段落分け
必ず段落分けをすること。段落は、内容の区切りを表すもので、段落のない文章は何がどういう順序で書かれているかとらえにくく、文章構成力不足とみなされる。そのため、段落分けをしないと大幅減点されるので要注意。

段落数の目安は、「400字程度 3段落」「600字程度 3~4段落」
「800字程度 3~5段落」である。

③誤字・脱字・送り仮名
誤字、脱字、および送り仮名の間違いは、減点対象になる。漢字で書くべき熟語をひらがなだけで書くのもよくない。略字は使わないこと。

また、送り仮名は、標準的送り仮名を用いること。

④文体
文体は、統一させる。「です/ます」体(敬体)、「だ/である」体(常体)、
この両者が混合した文章を書くと減点の対象となる。

小論文の場合は、「だ/である」体(常体)が望ましい。

⑤一人称
一人称は「私」に統一する。「僕・俺・自分」は用いないこと。





…こうしてみてくると、「当たり前なのでは?」と思われることが多いですか?それとも、「へぇ~、知らなかったわ、気を付けないとね!」と思われましたか?

書きなれておられたら、当たり前、と捉えらるのでしょうね。
もちろん、知らなかったということであれば、まさに今、お伝えすることが出来て、良かったです!!!

特に入試では、1点2点を争うもの。
最終的に、合否を判断する際に、「表現・表記が出来ておらず、間違いが多かったので、減点!」となり、そこで明暗が分かれたということも、実際にあることなのです(-"-)

知らないよりは、知っておく、それがこの基本的事項!(^^)!

また続きをお伝えしますね<m(__)m>



心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO

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角野裕美
専門家

角野裕美(講師)

Office Catalyst(オフィス・カタリスト)

様々な職業体験と予備校講師の実践を基にカウンセリングを行い、個別の要望に沿って指導。総合型・推薦入試で必須の志望理由や自己推薦の書き方、小論文・面接対策を受験生だけでなく保護者にもアドバイスが出来る。

角野裕美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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