南海トラフ臨時地震情報が発表されました。BCP(事業継続計画)の策定、見直しが求められます。
岡山労働協会主催の講演会にて、カスタマーハラスメント対策に関する解説をした際の様子が岡山放送にて放映されました。
岡山放送での放映
本講演では、
●カスタマーハラスメントの現状
●カスタマーハラスメントの定義
●カスタマーハラスメントの類型別の対応方法
●カスタマーハラスメントが会社に及ぼす影響
●カスタマーハラスメント対策として会社がすべきこと
などについて、お話をさせていただきました。
カスタマーハラスメント対策は、会社としての取り組みが重要です。
1. トップマネジメントの充実
2.従業員への教育
3.従業員(被害者)のための相談体制の整備
4. 関係各所との連携
について、特に詳しく解説させていただきました。
これまでは、顧客第一主義を大原則に掲げ、消費者の行動は常に正しいとの認識が強く、消費者からの意見に対しては不当なものであっても耐えなくてはいけないとの風潮が強かったため、カスタマーハラスメントを誘発していた側面がありました。
カスタマーハラスメント対策は、会社の取り組みだけでは不十分なところがあります。今後は、消費者も従業員もお互いが共に尊重される存在、健全で対等な関係となることが必要との認識を、国や行政が中心となって強く啓蒙していくことが求められます。