不倫・浮気のフラッシュバックが止まらない

山崎孝

山崎孝

テーマ:夫婦・カップル

何気ない瞬間に、当時の光景が突然頭の中に流れ込んでくることはありませんか。

  • あの日のシーンが突然よみがえってくる
  • 呼吸が苦しくなる、心臓がドキドキする
  • 「もう考えるのをやめよう」と思っても止められない
  • 何が引き金になるか、自分でも予測できない

パートナーの不倫が発覚してから、こうした体験を繰り返している方はめずらしくありません。「自分はおかしくなってしまったのでは」「元に戻れないのでは」という不安に包まれることもあると思います。

フラッシュバックは「異常」ではありません

この現象はフラッシュバックと呼ばれ、心の傷(トラウマ)の記憶が今まさに起きているかのようによみがえる状態です。PTSDの症状としてもよく知られています。

通常の記憶は時間・場所・出来事が整理されて保存されますが、トラウマ記憶は感覚・感情・出来事がバラバラなまま保存されます。何かのきっかけでその記憶が瞬間的に呼び起こされるのが、フラッシュバックです。

「おかしくなった」のではありません。それほどの傷を負ったときに、心と身体が自分を守るために起こす正常な反応です。

意識を「今」に引き戻す対処法

フラッシュバックとは、過去の体験(記憶)が、あたかも今この瞬間に起きているように感じている状態です。意識が過去に持っていかれているので、意識を現在に戻すことが対処になります。

フラッシュバックへの対処は、頭で理屈を考えるよりも、五感を使って意識を現在に引き戻すことが有効です。

  • 呼吸法:4秒で鼻から吸い、8秒かけて口からゆっくり吐く。これを4〜5回繰り返します。
  • 身体感覚を刺激する:冷たいタオルを顔に当てる、温かい飲み物を飲むなど、身体の感覚に意識を向けます。
  • 現実を声に出して確認する:「今は○年○月○日、私は○○にいる。あの出来事は過去のことだ」と言葉にします。

日頃から練習しておくと、いざというときに自然に使えるようになります。

回復を支えるのは「安心感」です

フラッシュバックが長引きやすいのは、「不倫が本当に終わったのか」「また起きないか」という不安が消えないからです。傷つけた側がスマートフォンを開示するなど透明性を確保し、パートナーの気持ちをしっかり受け止める姿勢を続けることが、安心感の回復につながります。

「一生このままなのでは」と感じることもあるかもしれません。しかし、お二人で正しい手順でケアに取り組めば、心の波は必ず穏やかになっていきます。フラッシュバックのしくみや回復プロセスについて、より詳しくは以下のページをご覧ください。

不倫のフラッシュバックを乗り越える

大阪・江坂の心理相談室フルフィルメントでは、不倫・浮気からの再構築を支援するカウンセリングを行っています。お一人でのご相談も、お二人でのご相談も承っております。

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山崎孝
専門家

山崎孝(公認心理師)

心理カウンセリング大阪・吹田のフルフィルメント

夫婦・カップル関係の面接1,000回以上の実績。悪者を作らない、人を責めない支援で、喧嘩が絶えない・気持ちが離れた関係から、二人が支え合える関係への変化を促します。お一人での相談も可能。

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