「きれいなだけの会社案内」はもういらない。経営課題を解決し、利益を生む「働くWebサイト」の条件
「まずは足で稼ぐ」「直接お会いして顔を売るのが営業の基本だ」
かつてのBtoB製造業においては、これが疑いようのない正攻法でした。
しかし、今はこの考え方に固執していると、知らないうちに大きなビジネスチャンスを逃し続けることになります。
なぜなら、現在の購買担当者や設計者は、御社の営業マンに会う前に、すでにインターネット上で「ふるい分け」を終わらせているからです。
購買プロセスの60%は「営業に会う前」に終わっている
国内の製造業における購買行動調査によると、製品やサービスを選ぶ担当者の61%は、企業の営業担当者に問い合わせる前に、Web上で情報収集と比較検討を行い、候補企業を数社に絞り込んでいます。
つまり、見込み客は何か課題を抱えたとき、いきなり出入りの業者を呼んだり、新規の会社に電話をかけたりはしません。
まずは自分のパソコンを開き、匿名で徹底的にネット検索を行い、情報収集と複数社の比較検討を行うのです。
「この加工ができる会社はないか」「この素材の歪みを抑える技術はないか」と調べ、自分たちの求める要件を実現できそうな企業をWebサイト上の情報だけを見て数社に絞り込みます。
そして、「ここなら任せられそうだ」と確信を持った企業にだけ、初めて問い合わせや見積もりの依頼をするのです。
出典:イントリックス株式会社「新・問い合わせを起こすまでのユーザー行動調査2025」(製造業の購買・製品選定関与者200名)
御社の誰もが気づかない「静かなる失注」の恐怖
この現実、また、このことが意味する「怖さ」がお分かりでしょうか。
もし御社のホームページが古いままで、最新の技術実績や、顧客の課題を解決できるノウハウが「わかりやすく、伝わるように」掲載されていなかったらどうなるか。
見込み客は御社のサイトを訪れ、数秒で「ここは違うな」と判断し、ライバル企業のサイトへ移ってしまいます。いくら御社のサイトの見た目が格好良く、いい感じのことを書いてあっても、「肝心のできることが明確に記載されていなければ」御社には、電話もメールも来ません。
そして「御社が検討の土俵に上がっていたこと」さえ知らされないまま、あるいは「土俵に上がることさえないまま」無言で失注(静かに失注)しているのです。
「うちは最近、新規の引き合いが減ったな」と感じているなら、それは営業マンのせいではありません。逆に営業マンがいくら頑張って顧客先に足を使って訪問して説明していても、ネット上での情報発信を怠っていることで、営業マンのからの情報とホームページの情報に差異が発生していることで、結果として事前の比較検討フェーズで見込み客を逃すことになるのです。
Webサイトを「事前のプレゼン会場」にする
営業が訪問したときには、すでに勝負の後半戦です。勝率を上げるためには、顧客が「匿名で調べている前半戦」の段階で、Webサイトを通じて自社の強みを的確にプレゼンテーションしておかなければなりません。
「ウチの技術は直接会って図面を見ながら説明しないと伝わらない」という職人気質は素晴らしいですが、それも「まずは会ってもらえれば」の話です。事前にWebで技術力や信頼性を証明できなければ、そもそもお声がかからない時代になっています。
最後に:購買プロセスの変化に適応した企業だけが生き残る
買い手の行動(購買プロセス)は完全に変わりました。この変化に適応し、Webサイトを「事前のプレゼン会場」として正しく機能させた企業には、劇的な成果が待っています。
当社のご支援で、見込み客の購買プロセスに合わせたWebサイトへとリニューアルを行ったある製造業のお客様は、それまでWebからの問い合わせが「年間ゼロ」だった状態から、「年間51件」の確度の高い引き合いを獲得するようになり、結果として年間5,000万円を超える売上アップを実現されました。
新商品を作らず、値下げもせず、差別化ゼロのままで「検索から選ばれる会社」に変わった、中小製造業4社の実例と、あなたの会社でも今日から試せる考え方をまとめています。
「中小製造業4社の実例」無料レポートダウンロードはこちらから
御社は、顧客がネットで情報収集をしている「見えない6割以上の時間」に、しっかりと自社をアピールできていますか?「静かなる失注」を防ぐためのWeb戦略を、今すぐ見直すべきです。
▼ 見えない検討期間に「選ばれる」ためのコンテンツとは? ▼
顧客がネットで調べている期間に、具体的にどんな情報をWebサイトに配置しておけば選ばれるのでしょうか?
弊社のコラムでは、顧客の「購買プロセス」から逆算したコンテンツの配置術を解説しています。
>> 続きはこちら:顧客の「購買プロセス(カスタマージャーニー)」から逆算したWebコンテンツの配置術


