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長嶺直樹

建物を守り長持ちさせる『補修と注入と塗装』のプロ

長嶺直樹(ながみねなおき) / 補修・塗装職人

沖縄塗装工業

コラム

最近の住宅だからこその雨漏り例・・・・・隙間がない家・・・・・・

2020年4月28日

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 外壁塗装

近年、沖縄の建築業界では気密性の高い住宅が多く見られます。
夏場は、エアコンなども効きやすく、冬場は暖かいなどメリットが多くあります。  
 デメリットではないのですが、高気密住宅の新築などでの雨漏りのお問い合わせもチョコチョコあるのも事実です。



※写真は関係ありません。
以前にお伺いした実例なのですが、建物は2階建て築3年程度で壁から雨漏り、店舗が入っており建築した会社も何度か来てもらっているが治らないとお問い合わせがあり現場調査を行いました。
店舗内の壁はペンキが塗られており、床は水で濡れておりました。 天井もコンクリートむき出しなので確認しましたが漏れている形跡なし。水の侵入出口は壁と想定して外部を確認。 外の壁も塗装仕上げで特に問題なさそうな感じ・・・・・あれ・・・・ん、写真は載せられないですが1㎜もないほどのひび割れが・・・・・しかも、タイル(壁にある凸凹の塗料です)の隙間に!
これは、確かに普通はわからないかも、内部にある若干のひび割れ(建築会社が埋めた後がある)と場所が一致したので間違いない!



※写真は関係ありません
本来、このような小さなひび割れからの水の侵入は考えにくいのですが気密性が高いので気圧の差で水を引き込みやすいという事が考えられます。(ちなみに店舗様に入室した際、ドアを開けたら裏口のドアが動いていました)  長雨などで常に壁に水がある状態だと引き起こしやすくまた、コンクリートは10年~15年と収縮を繰り返しひび割れが起きるので新築でもひび割れがあるのはおかしいことではないです。 

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