安全で環境に優しい洗剤を、18年かけて作り上げた理由|天然由来洗浄剤の開発記
私にとって海は身近で大切な存在です。厨房や家庭から排出される水は、川や海へと流れていきます。毎日使う洗剤が水環境に与える影響を、現場で水と向き合い続けてきた経験から誰よりも肌で感じてきました。「清掃や排水処理の現場で使われる製品のあり方を見直したい」という思いが、美ら技研の製品哲学の根底にあります。
「美らちゅらシリーズ」は、天然由来成分の力でニオイ・汚れを分解する設計を採用しています。集合住宅で浄化槽と接続されている場合でも、常在する微生物への影響を抑えられることが確認されており、個人宅の排水口でも安心して使用できます。業務用(グリストラップ用・焼肉鉄板用・油汚れ用・業務用消臭剤)と一般用(超洗浄・超消臭)の計6製品で、飲食店・介護施設・個人宅・車内など幅広いシーンに対応しています。
また、美ら技研ではOEM製造にも対応しています。自社製品の設計哲学――安全性・環境配慮・洗浄力の三位一体――を他社ブランドにも展開することで、日本全国・そして海外においても安全で環境に配慮した洗浄製品が広まることを目指しています。今後の目標として販売代理店のさらなる拡大と海外展開を掲げており、沖縄発の製品が世界の水環境に貢献することを見据えています。
美ら技研のSDGsへの取り組みは、単なるスローガンではありません。一人の清掃員が皮膚炎と咳に苦しみながら「自分が安全に使える洗剤を作りたい」と思い立ち、18年をかけて作り上げた製品の中に、すでにその思想は宿っています。使う人の健康と地球環境の両方を守る製品を、沖縄から発信し続けていきます。


