土方淨プロのご紹介
話すことが楽しくなる、コミュニケーション力が身につく「沖縄アナウンス塾」を開講(2/3)
実践を繰り返すことで、明瞭な文章構成と相手の理解を促す間を取れるように
小学生の頃から、野球のラジオ中継を子守歌にして眠っていたという土方さん。「いつかは自分もディスクジョッキーに」という憧れを抱き、大学では放送サークルに入りました。
「年に1度の学園祭の時に、教室に本格的なスタジオを作り、ラジオドラマを放送するんです。映像がなくても、言葉だけで情景や情感を描写できるのだと実感しました」
大学卒業後は「琉球放送」に入社。バラエティー番組の進行やスポーツの実況、ニュースの解説などラジオやテレビで活躍。定年退職後の2020年に「沖縄アナウンス塾」を開講しました。
「当初は、アナウンサー志望の学生さんを中心に指導していました。コロナ禍を機に間口を広げ、伝える力を養いたいビジネスパーソンなど多くの方にお越しいただいています」
沈黙を恐れ、文章を延々とつなげていた人も、回数をこなすごとに要領を得て、一文が短く明瞭に。相手の理解を促す適切な間を取りながら、自信をもってスピーチができるようになると言います。
「自信がつくと、自然と話し方も話す内容も変わります。例えば『蜂』がテーマの場合、初めは『蜂は蜜を吸って、巣に運びます。私は蜂蜜が好きです』で終わる方も少なくありません。しかし実践を重ねるうちに、徐々に自分の内面にあるものを出せるようになり、意外な方向へ話題が展開することも。『自分にはこんな背景があって、こんなことに興味があったんだ』と、話しながら再認識する方もいて、聞いていてすごく楽しいんですよ」
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