脱いだ靴を揃えるだけでお得になれます
こんにちは。
フットライト.梶田です。
梅雨は、靴にとって嫌な時期です。
梅雨の時期も終わりになり、サンダルや夏用の靴を出そうかなとシューズボックスや靴箱を開けた瞬間に、
「ギャ~~~~~~~」と悲鳴を上げないためにも、本格的な梅雨に入る前にカビの予防対策をしておきましょう。
今回は、「いかにコストを掛けずに対策するか」についてです。
●購入時に靴の入っていた靴箱は捨てる
まず根本的な対策として、購入時の靴箱にそのまま入れて保管している様であれば、その靴箱は捨ててください。
巷では「次のシーズンまで保管する際には購入時の靴箱に入れておくと、綺麗に収納出来て良いですよ」と聞きますし、保管には良い方法だと感じていたとしても、本来の靴箱の用途は「流通時の管理に都合が良いので箱に入れている」だけです。
これ、靴販売店に長く勤めている人なら「靴箱を開けると商品の靴にカビが生えていた」という経験を必ずしている程に、箱に入れたままでいると、カビます。
靴メーカーもカビ予防として靴箱の中に小さな「乾燥剤」や「防カビ剤」を入れている様に、靴箱の中はカビやすい環境なので、靴箱に保管するメリットよりもデメリットの方が大きいんです。
ただ、「何が何でも靴箱に入れて保管したい」という人は、靴箱の横面全てに「大きな穴」を開けしっかり通気性を確保した上で使用すれば、カビの生えるリスクは少なくなります。
●シューズボックスの扉は開けっぱなしに
シューズボックスの扉は開けっぱなしにしておくと、カビにくくなります。
「また無茶な事を」とか「そんなだらしないことが出来るか」と言われそうですが、シューズボックスの密閉性は意外に高く、湿気もこもり易い構造の物が多い為、扉を閉めておくほどカビます。
このため、梅雨の時期は夜寝る前に扉を開けておき朝起きたら閉めるとか、普段は開けたままで来客があれば素早く閉めるといった対応で換気をよくしておきましょう。
また、直前まで履いていた靴をシューズボックスに入れて扉を閉めてしまうと、靴の中にこもった汗が湿気となりカビを生えやすくしますので、出来るなら上がり口に一晩置いて湿気を飛ばすか、「乾燥剤」を靴内に入れてからシューズボックスに入れるようにしましょう。
既にカビが生えてしまった靴があるんだけど。という場合の対策法については後日の機会に。