靴って何年くらい持つの?
こんにちは。
フットライト.梶田です。
もうすぐ梅雨のシーズンに入りますね。
梅雨に入って困るのは、「雨で濡れてしまった靴を、次の日も履かなくてはいけない」という時です。
特に学生は靴が濡れてぐちょぐちょになっても替えの靴は持っていないので、次の日も湿っている気持ちの悪い靴を履いていくしかないという子も多い様です。
では、「雨で濡れた靴を次の日に快適に履くようにするには、どうすればいいでしょうか?」というが、今日の話です。
よく世間の一般論やマスメディアでは、「新聞紙を入れて乾かしましょう」と言われています。
確かに、新聞紙でも乾かないことはありません。が、非効率すぎます。
しかも、夜に新聞紙を入れて次の日の朝には乾いているかというと、乾きません。
そもそも新聞紙は吸湿性が低いうえに放湿性もありますから、こまめに乾いた新しい新聞紙を入れ替えないとなかなか乾かないんですね。
この新聞紙交換を何度も夜中に起きて換えるだなんて、余程の覚悟が無いと出来ません。
そこで、違う方法として、「靴乾燥機」に掛けて乾燥させましょうという方法が出てきます。
これも乾かないことは無いんですが、強い熱風をかけ続けると型崩れを起こしますし、時間をかけるほど電気代も掛かります。
また、そうそう靴を濡らすことも無いので、靴乾燥機の購入を躊躇する人も多いんです。
そこで、今回お勧めする方法が、「シリカゲル」という乾燥剤を、靴の中に入れて乾かすという方法です。
シリカゲルは新聞紙に比べはるかに吸湿能力が高く、安価でホームセンターや100円ショップでも購入が出来る点、また吸湿力が落ちても天日に干したり加熱をして再生すれば再利用可能といったランニングコストの安さも魅力なので、当店では一押しする方法なんですね。
靴の中に入れる量については、入るだけ入れるとより早く乾きますが、これは実際に経験して量を加減した方がよいでしょう。
もう一つのポイントとしては、濡れた靴の中にそのままシリカゲルを入れるのではなく、水分を拭き取れるだけ拭き取っておくと、より早く乾きますよ。
最後にですが、シリカゲルを購入する際には、「密閉容器」も同時に購入することをお勧めします。
シリカゲルを天日や加熱で乾燥して再生しても、むき出しのままで保管すると空気中の湿気を吸って使えなくなりますから、シリカゲルを再生させたら「密閉容器」に保管していつでも使えるようにしておくと安心ですね。