靴って何年くらい持つの?
こんにちは。
フットライト．梶田です。
昨日の話の中で、「靴を脱ぎっぱなしにしていると他者にどのような印象を持たれるでしょうか。」という話をしましたが、読んで下さった方の中には、
「一人暮らしだから他者に見られることは無いよ」という方や、「家族にしか見られないから気にしない」といった方も居られるかと思います。
実は、靴の脱ぎっぱなしをしないで、きちんと揃えるという行為は、靴と適度に付き合っていく方法の一つなんです。
「何を言ってるんだ？」という方も居られるかと思いますので、ご説明を。
靴を脱ぎっぱなした場合ですが、脱いだ自分の靴をまじまじと見るといった行為は一切ありません。
脱いだらそのまま目的の場所に向かうだけですから、脱いだ靴に振り返ることもありませんし、もし振り返って見たとしても目に入るのは脱いだ靴の前半分だけです。
また脱ぎっぱなした靴を履く際にも、脱いだ靴に合わせて身体を向け、そのまま足を突っ込んで終わりですから、やはり目に入るのは靴の前半分のみです。
これが靴を脱いだ後、きちんと揃えた場合はどうなるでしょうか。
脱いだ後には靴を掴んで靴の後側を自分に向け丁寧に並べることになりますから、必ず靴のかかと部分は目に入ります。
他にも、靴の傷んだ部分があれば、脱ぎっぱなした場合よりも早く気付きやすくなります。
よく健康の話題でも「過度に靴のかかとがすり減っていると、身体に悪影響を及ぼしますよ」と言われますけど、実際にかかとのすり減り具合を把握するには常に気にしながら確認をしていくしか方法はありませんが、この一件面倒にも感じるかかとのすり減り具合を確認する最も簡単で確実に出来る方法こそ、「きちんと靴を揃える」方法なんです。
そう、ただ靴を揃えるだけの行為で、脱ぎっぱなしではなかなか気付けない、靴の傷みやかかとの摩耗にもいち早く気付くことが出来るのです。
きちんと靴が揃えてあれば「この人出来るな！！」と他者における自分の評価を上げることも出来ますし、もし他者に見られる可能性は無いとしても、毎回靴を揃えていれば傷み具合を把握出来て身体に悪影響を出すこともない、つまり最もお手軽でお得に出来る管理方法が、この「きちんと靴を揃える」という方法なんですね。
ところで、靴を揃えた際に、「中敷きが汚れて見た目悪いな～～・・・」と感じてしまう事もあるかと思います。
この汚れたり痛んだ中敷きについても簡単に対応は出来るんですが、それは次回に。
