【うまく維持されているみなし墓地例】続・全く大手メディアが報じない墓じまいの実態【岡山田舎版シリーズ】
令和5年(2023年)もあと少しとなりました。
人の最期は時を選びませんが、年末年始は事情が異なります。
それは火葬場にも休業日があるからです。
では実際、年末年始にご不幸が起きた場合どうなるのか、詳しくお話致します。
岡山最大の火葬場である東山斎場は(2023-2024年は)『12月30日、1月1~3日が休業』となっております。(公式HPより)
ということは12月30日以降に亡くなられた場合、葬儀は最短でも1月4日となります。しかしここで注意が必要です。
あくまで1月4日は『最短』であって、どうしても火葬場も葬儀会館も(お寺さんも)混み合うため、都合がつかなければ翌5日、6日、7日…ということになります。
ちなみに旧東山斎場は一日の受け入れ上限が70名、実際には多い年で68名だったそうですのでキャパオーバーとなることはありませんでしたが、新東山斎場は予約の時間が厳格化され一日のキャパが約35名になっている模様です。
早い段階での予約でない限り、1月4日に葬儀をするのは非常に困難なこととなりました。
なのでご当家の方にとっては最長1週間ぐらいの覚悟が必要です。
これが大きな負担となってしまうのか、「故人様とゆっくり過ごせて良かった」となるのか。私が見てきた中では後者の方が多いように思いますが、今回の年末年始はどうなるでしょうか…。
件数は年によって相当差があるようです。
皆様ご健康にはよく気を付けてお過ごし下さい。