パンチニードルで作るパンダブローチ
フリーメタリコはそれ自体で伸ばしたり、ねじったりして花びらにしたり、中にビーズやリボン、スパングルをいれたりして
作品に使われることが多い素材です。
またフリーメタリコはしなやかでそれ単体では形がしっかりしませんがワイヤーの編地を入れることで
張りを持たせメタリコ自体の編地を美しく見せることができます。
たとえばワイヤーで編んだ編地を入れることで張りがあるボリュームのある作品に仕上がります。
フリーメタリコとガーター編みのネックレスを作りましたが、
ガーター編みの編地を何度も編みなおしました。
フリーメタリコの幅が出るまで編んでいないと
フリーメタリコの中に入れたとき、端がフリーメタリコだけになってしまいしっかりしないからです。
これは編み図によって段数を編んでも編む手のきつい方ゆるい方で、編地のサイズが変わるということです。
また、編地をメタリコの中に入れるために編地をたたんでいれてメタリコの中で伸ばすうちフリーメタリコ両端がいくらか伸びてしまうこともおこりました。伸ばし方にもコツがあるようです。
真ん中からのばすとフリーメタリコの中央がのび端の目が詰まった状態になります。
均等にのばすのには意識して端も伸ばすようにしないといけないようです。
さわるのになれない方が、されるとここでつまずくのでは、と感じます。
ただそう感じるかどうか、美しさの感じ方の違いには、個人の差はあるかもしれませんが。
もしフリーメタリコの端が余っても少しづつ中央に編地をゆびでよせると目立たないようです。
花びらを組み立てるとこのようになります。
裏はこのような感じです。
フリーメタリコは繊細なので手のあれたかたは目が
引っかかったりするかもしれません。ネックレスにするため直に編地にパールを縫い付けるようになっていますが、
フリーメタリコがのびたり、きれたりすると怖いのでうらに金属をつけてつなぎました。
デザインは岸美砂子先生です。
存在感あるお気に入りの作品です。