秋田稔プロのご紹介
幼児から高校生までの選手育成にかけるサッカークラブチーム(2/3)
ベンチの悔しさを体験し、選手の気持ちが分かる指導者に
小学校5年生の時に津山市内の強豪チームでサッカーを始めた秋田さん。岡山県1位になった時は補欠、北稜中学が全国大会に出場した時も補欠だったそう。「大学2年生までずっとレギュラーになれませんでした。でも続けられたのはサッカーが好きだったから。そんな経験があるから、試合に出られない子の気持ちがよくわかるんです」。大学3年の時に初めてレギュラーの座をつかみ中四国大学選抜選手に選ばれた「遅咲き」と回顧します。
早熟な欧米人と比べ、20代でやっと開花する選手が多いのも日本人の特徴。長い目で育成をしなければというのは自身のそんな体験からだそう。「やはり高校生でプロになるのは人生のリスクが大きい。なるべくなら学業も両立しながら無理なく練習し、その後の人生を考えることも必要。そのためには子どもの可能性を信じてあげられる指導者がいなければ」と力説します。
その後中学教諭になり部活を指導しましたが、中学3年間が終わるとまた1年生からの指導の繰り返し。「まるでベルトコンベアーのようで、本当に自分の指導が成果につながったのか、選手の成長を検証することができません。育成といいながら本当にその子を育てたことになるのか? という矛盾をずっと感じていました。それで、2007年にNPO法人としてチームを作る決意したんです」とアクートSC設立のきっかけを語ります。
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