シニアが活躍できる環境整備が急務です
最近よく「人的資本経営」と言う言葉を耳にします。
「人的資本経営」とは、社員(人)を資本ととらえ、
その価値を最大限に引き出すことで、
中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。
これまでの考え方では、人は「資源」の1つとして考えられ、
「ヒト・モノ・カネ」としてできるだけコストを抑え、
効率的に活かしていくべきものとされてきました。
人的資本経営の考え方は、「人」を資源ではなく資本ととらえ、
人材に投資し、一人ひとりの個性を十分に育成、活用することで、
人材がより能力を発揮し、さらに優秀な人材が集まり、
結果として企業の利益となり、企業の存続や成長として還元されていくというものです。
この考え方は、私のライフワークの1つであるダイバーシティ、
つまり多様性を活かしていくことに繋がります。
社員一人ひとりの個性を活かし、それをうまく組み合わせてさらに良いものを作っていく。
そのためには、社員のキャリアや成長を会社が社員と一緒に考え、支援していくことや
適性を知る、あるいは仕事の幅を広げるために様々な経験をさせること、
さらに困った時の相談がいつでもできる環境や
よいこともそうでないことも発言しやすい風土の醸成など
会社としてやるべきことはたくさんあります。
もし今、良い人材がどんどん離職していく、
または優秀な人材が集まらないといった悩みを抱えている企業には
きっとまだまだできることややるべきことがたくさんあると思うのです。
私でよければお手伝いいたしますので、お気軽にメールにてご相談ください。