地盤改良・補強工事によっては!産業廃棄物になる?
日本の地盤は粘土が多いため、自然由来のものや人工的なものを原因とした、地盤沈下という地盤が沈む現象が起きます。
一般的には一度沈下が起きると二度と元の高さまで戻ることはない不可逆性を持ちます。
局所の地盤沈下は、局所的な揚水や、元々水田(軟弱地盤)だった地域に建物が構築されたような場合に、
地耐力を超えて荷重が載荷されることにより地盤沈下が発生し、建物が被害を受けます。
地盤沈下の中でも、ある建物の地盤において、建物直下の場所ごとに沈下量の異なる地盤沈下を起こすことがあり、これを不同沈下若しくは不等沈下といいます。このような場合、建物全体が傾いたり外壁等に亀裂を生じるなど、建物他に大きな被害をもたらすこととなります。また、建物が傾けば、住人にとって不便であり不快であり、健康に支障を来す事態にまで至ることもあります。
地盤改良とは、建物などを地盤上に構築するにあたり、このような地盤沈下・不同沈下の影響が及びにくくするため、地盤に人工的な改良を加え安定性を保つために行なう工事のことです。
基礎地盤の改良工法には、砕石パイル工法・表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭工法などがありますが、当社では天然砕石のみを材料に使用した環境に優しい工法であります天然砕石パイル工法の「HySPEED工法」をお勧めしています。