子どもが勉強に興味を持たない理由とその対処法
中学生英語の勉強方法は、いっぱい本が出ていますし、インターネットを検索してもいっぱいでてきます。いろいろな先生が、いろいろないいことをおっしゃっています。
僕は、自分が英語を学んできた経験から思うに、中学生は、とにかく英単語を覚えることを最優先にすべきです。英語は言葉です。言葉なら、単語を知らないと始まりませんよね。
日本語なら、赤ちゃんの頃から日本語のシャワーを浴び続けてきているので、とりわけ努力しなくても、日常生活で必要な単語は自然と身についています。しかし、英語は覚えようという気持をもって努力しないと、自然とは覚えられません。
中学生だけでなく、社会人になっても、英語学習者の前に立ちはだかる大きな壁は、語彙力です。単語というのは、覚えては忘れ、覚えては忘れしますのから、なかなか語彙が増えた、と実感するレベルに到達しにくいものです。
そこで、英単語を覚えるいい方法を書きます。とてもシンプルなことです。昔から言われていることです。目新しいことでもなく、画期的なことでもないです。それはですね、英単語を覚えるときに、必ず声に出して、発音しながら書く、ということです。もし、ネイティブの発音を聞ける媒体があるなら、聞いて、リピートしながら書く。これができるなら、ベストです。
つまり、物を覚えるための一番いい方法は、五感を使うことです。もっとできるなら、感情も使うことです。好きな歌は、何度も聞いて、何度も歌っているうちに覚えてしまいますよね。この原理です。英単語も好きな歌を覚えるような感じでやってみる。このイメージで取り組んでみましょう。
多くの中学生は、学校の宿題に出されたからといって、ただ単に黙って、ノートに3回か5回か機械的に書くだけです。これでは、すぐ忘れてしまいます。必ず声に出すことを忘れないように。この意識があるだけで、だいぶ効果が違います。