子どもが勉強に興味を持たない理由とその対処法
塾の相談に来るお母さんで、よくあるのが、「うちの子は基本的なものはできるんですが、応用問題がわからないようなんです。塾で応用問題を教えてもらいたいです。」
こういうケースでほとんどの場合、基本問題ができると言える状態ではありません。例えば、中学2年生の場合、連立方程式が解けません。全く解けないわけではないですが、正解する精度が低いです。だから杉山学習塾では、基本の計算問題が楽勝で満点取れるだけのレベルになったら、やおら応用問題を教えます。
連立方程式を使う応用問題は、分数や小数が混じったり、桁が大きかったりで、解くのに手間がかかる連立方程式を立式します。なので、基本問題すらできたりできなかったりの計算力では、応用問題で式を立てても、まず解けません。
お母さんは、自分の子どもが基本問題を楽勝で解けるだけの学力を身につけさせることに注力する方がいいです。基本問題が楽勝の子は、学校で習う応用問題を理解する力がついています。だから、学校の授業に真剣に取り組んでいけば、自然と高校入試レベルの問題を解く力はつきます。
「うちの子は基本的なものはできるんですが、応用問題がわからないようなんです。」とお母さんが思っている子の8割は、基本ができていません。杉山学習塾21
年の経験から自信をもって言えます。まず基本です。足元を固めましょう。